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2024.06.30

男子800mも高校王者誕生!落合晃が1分46秒56で制覇 目標のパリ五輪届かずもシニア勢を圧倒/日本選手権
男子800mも高校王者誕生!落合晃が1分46秒56で制覇 目標のパリ五輪届かずもシニア勢を圧倒/日本選手権

2024年日本選手権男子800mを制した落合晃

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目

パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、男子800mは落合晃(滋賀学園高3)が1分46秒56で初優勝を飾った。

予選で1分45秒82のU20日本新、高校新、大会記録(1分46秒18/川元奨)も塗り替えていた落合。予選と同様にバックストレートで先頭に立つと、シニア勢を引き連れて1周目を51秒台で通過する。

残り300mから一気にギアを上げると、あとは目標のパリ五輪に向かって参加標準記録(1分44秒70)との勝負に挑んだ。そこには届かずフィニッシュ後はトラックを叩いて悔しがったが、シニア勢に一度も前を譲らない圧巻の走りを見せた。

この種目の高校生優勝は、2019年のクレイアーロン竜波(相洋高・神奈川)以来、史上2人目の快挙。2位は日本記録保持者の川元奨(スズキ)で1分47秒66、3位は四方悠瑚(宝塚市陸協)で1分47秒94だった。

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、男子800mは落合晃(滋賀学園高3)が1分46秒56で初優勝を飾った。 予選で1分45秒82のU20日本新、高校新、大会記録(1分46秒18/川元奨)も塗り替えていた落合。予選と同様にバックストレートで先頭に立つと、シニア勢を引き連れて1周目を51秒台で通過する。 残り300mから一気にギアを上げると、あとは目標のパリ五輪に向かって参加標準記録(1分44秒70)との勝負に挑んだ。そこには届かずフィニッシュ後はトラックを叩いて悔しがったが、シニア勢に一度も前を譲らない圧巻の走りを見せた。 この種目の高校生優勝は、2019年のクレイアーロン竜波(相洋高・神奈川)以来、史上2人目の快挙。2位は日本記録保持者の川元奨(スズキ)で1分47秒66、3位は四方悠瑚(宝塚市陸協)で1分47秒94だった。

【動画】男子800mも高校生V 落合晃のレースをチェック!

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