◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)初日
女子100m予選、準決勝が行われ、同じ会場で9月上旬に行われた日本インカレで11秒35をマークしている兒玉芽生(福岡大)が圧巻の走りを見せた。
予選は後半流して11秒50(0.0)、準決勝は向かい風1.3mの中で11秒53で、各組トップで通過し、準決勝全体トップで明日の決勝へ駒を進めた。
「日本インカレと同様に、スタートから60mまでの加速に重点を置いて」臨んだ日本選手権。11秒5台をそろえられたことを収穫に挙げるが、「加速部分が足りていない」と振り返る。準決勝は「少し硬くなったので、もう少しリラックスすればタイムが出たと思う」と話す。それでも、得意の向かい風1.3mでのパフォーマンスは好調の証。「明日は今日できなかったところを修正できれば」と語った。
一方、こちらも好調の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)も11秒57(-0.6)とハイパフォーマンス。優勝争いは九州勢による一騎打ちとなりそうだ。他では、昨年も決勝に残っている青山華依(大阪高、前回3位)と石堂陽奈(立命館慶祥高、前回8位)ら高校生が4人が決勝に残った。女子100mは明日10月2日、19時33分にスタートする。
■女子100m決勝スタートリスト
2 湯浅佳那子(三重県スポ協)
3 壹岐あいこ(立命大)
4 兒玉芽生(福岡大)
5 鶴田玲美(南九州ファミリーマート)
6 石川 優(相洋高)
7 安達茉鈴(京都橘高)
8 青山華依(大阪高)
9 石堂陽奈(立命館慶祥高)

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.29
110mH村竹ラシッドの初ファイナルは悔しい8位 前半でリズム崩す/DLファイナル
-
2025.08.27
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.24
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.23
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
-
2025.08.27
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.29
やり投・北口榛花は3連覇逃す6位 復帰2戦目 得意の『ラストスロー』で記録は伸ばす/DLファイナル
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルが行われ、女子やり投の北口榛花(JAL)は6位だった。 ファイナル2連覇中だった北口。6月に右肘を痛めて2ヵ月半試合から遠ざかり、1週間前のDLローザンヌに出て50 […]
2025.08.29
110mH村竹ラシッドの初ファイナルは悔しい8位 前半でリズム崩す/DLファイナル
◇ダイヤモンドリーグ・ファイナル(8月27日、28日、スイス・チューリヒ) 2日目 世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルが行われ、男子110mハードルに村竹ラシッド(JAL)が出場して8位だった。 自 […]
2025.08.28
東京世界陸上 マラソン、競歩の交通規制を発表 9月14日、15日午前に銀座、秋葉原などで通行止め
東京2025世界陸上財団は、9月に開催される東京世界選手権におけるマラソンおよび競歩種目の実施に伴い、交通規制についてSNSや公式ホームページで注意を呼びかけている。 大会では、女子マラソンが9月14日(日)、男子マラソ […]
2025.08.28
来年香港で開催のU20アジア選手権選考要項発表 25年世界トップリストで8位以内など選考対象に
日本陸連は8月28日、来年5月に香港で開催されるU20アジア選手権の日本代表選考要項を発表した。 編成方針は、同年夏に開催されるU20世界選手権(米国・ユージン)の「成功を念頭におく」としている。選考基準は、2025年U […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99