HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.03.15

【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~駒大~鈴木芽吹「強い駒澤を継承してください」篠原倖太朗「やり返します」
【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~駒大~鈴木芽吹「強い駒澤を継承してください」篠原倖太朗「やり返します」

駒大1・2区の篠原と鈴木

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます!

【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み

広告の下にコンテンツが続きます

●駒大
総合2位(往路2位、復路2位) 10時間48分00秒
監督:藤田敦史

1区 篠原倖太朗(3年) 区間1位
(1)悔しいです。集団から抜け出して外国人選手と走っている時、ペースの上がり下がりの対応が大変でした。
(2)正直めちゃくちゃビビってました。
(3)「芽吹に楽させてあげるぞ」実際に今回の箱根は4年生のために走ると決めていたので、特にお世話になった芽吹さんへ恩返しするためにも、この掛け声でもより気が引き締まりました。
(4)やり返します。

2区 鈴木芽吹(4年) 区間2位
(1)調子は良かったのですが、チームとしても個人としても目標には届かず悔しい結果となりました。ラスト3kmがきつかったです。そこまでにいかに余裕を持てるかを意識していました。
(2)1日の夜に田澤さんが寮の部屋に来てくれたこと
(3)「4年間やってきたことを全て出そう」と言われました。その言葉で最後までしっかり出し切ろうと思いました。
(4)今回の悔しさを忘れずに、強い駒澤を継承してください。

3区 佐藤圭汰(2年) 区間2位
(1)自分のところで逆転されてしまい、そこから流れが悪くなってしまったので本当に悔しいです。湘南大橋がきつかったので、上りをしっかり頑張るのがポイントです。
(2)なぜかわからないが全然寝られなかった。
(3)「お前がこの一年磨いてきたスピードを見せつけるぞ」よし頑張るぞと思えたから
(4)来年はこの借りを返すために絶対に区間賞を取って優勝します。

広告の下にコンテンツが続きます

4区 山川拓馬(2年) 区間6位
(1)上りが多いかと思ったら意外と下りが多い気がしました。自分が不甲斐ない走りをしてしまいチームのために走ることができなかったです。とても悔しい気持ちでいっぱいです。
(2)12月から走り始めて上がってきていたはずでしたが、やはり練習が出てしまうなと感じました。
(3)「少しでも次の区間の人を楽にさせるぞ」やはり自分の区間が大事だと感じていたので、必然的に一番覚えています。
(4)来年は絶対に負けなしで突っ走ります。

5区 金子伊吹(4年) 区間3位
(1)宮ノ下からの上りがきつくて、ピッチを落とさないことと、気持ちを切らさずに走りました。2年連続3冠を目標にしていて達成できなかったので非常に悔しく思います。個人としで先頭と差を広げられてしまいチームに迷惑をかけてしまう走りをしてしまいました。
(2)――
(3)「あきらめちゃダメ!」この言葉でキツくて心が折れそうになっても自分の力を出し切れたから。
(4)今年の悔しさを忘れずにチーム一つにして頑張ってください!来年度からは企業で競技を続けるので世界を目指せる選手ならなれるよう頑張ります。

6区 帰山侑大(2年) 区間12位
(1)上りがきつかったです。リラックスして走ることだけが攻略法でした。自分の走りができずに、チームの足を引っ張る結果となってしまい申し訳なく思っています。この悔しさを忘れず、来年リベンジしたいと思っています。
(2)ゴール後、大手町で伊藤を見た時に申し訳なさで泣き崩れました。伊藤の分もいい走りをしてあげたかったです。 (3)「あきらめないぞ」です。自分のタイムが悪いのは分かっていましたが、監督の諦めない姿勢が伝わり、もうひと頑張りすることができました。
(4)必ずリベンジしたいと思います。

7区 安原太陽(4年) 区間4位
(1)後半の小刻みなアップダウンがきつかったです。個人としてもチームとしても悔しい結果となってしまいましたが、やり残したことはないです。
(2)前日はパスタ
(3)「最後!最後!4年間の集大成!最後!」
(4)僕ら4年生にはこの悔しさを晴らすことはもうできません。この悔しさを後輩達に託して、駒澤大学を去っていきます。箱根で真っ向勝負をして勝つのは必ず「駒澤大学」です。全力で応援しています‼︎

広告の下にコンテンツが続きます

8区 赤星雄斗(4年) 区間4位
(1)遊行寺の坂がきつかったです。前半は飛ばしつつも遊行寺に向けて余裕を持って走るのがポイントだと思いました。自身の走りとしては、最後の箱根駅伝で追う立場になりましたが、思うような走りができませんでした。区間としても良くなかったので悔しさの残る走りとなりました。チームとしても2年連続3冠が懸かっていた中で負けたのはとても悔しい思いをしました。
(2)聞き間違いかもしれないが、レース前の電話で初めて大八木総監督に“あかぼし”ではなく、“あかほし”と呼んでくださった。
(3)「4年生の意地見せるぞ」最後の箱根なんだという寂しさ、こんなに幸せな場所で2回も走れたといううれしさをその言葉で実感したから。
(4)2年連続3冠は達成できず、箱根駅伝の借りはもう返せないので、強い後輩たちが借りを返してくれると思います。来年は大手町で喜んでいる姿を見せてほしいと思います。

9区 花尾恭輔(4年) 区間5位
(1)最初からずっときつかったけれど、たくさんの方が沿道から応援してくださってとても幸せな23.1kmでした。チームとしては望んでいた結果ではなかったが、全員が全力を尽くしたと思います。個人としては、今出せるものは出せたかなと思いますが、悔しかったです。
(2)横浜駅での給水を後輩の宮川にお願いしてそこの部分がテレビに映って喋りすぎって言われてたけれど、今までありがとうってことしか喋ってないです!
(3)「1秒でも前に」これしか覚えてない
(4)今年の悔しさを来年度の駅伝で晴らしてほしい。

10区 庭瀬俊輝(3年) 区間4位
(1)ビル街に入って風が吹いてきてきつかったです。個人としてもチームとしても納得のいく結果ではなかったです。
(2)酸素カプセルの電源を切られた
(3)「芽吹との練習を思い出せ」
(4)このチームは本当に最高のチームでした。今年はそれを超えるチームを作ります。

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます! 【アンケート項目】 (1)大会を終えての感想、コースの攻略法など (2)今だから話せる裏話 (3)監督車からの声掛けで心の残ったもの (4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み ●駒大 総合2位(往路2位、復路2位) 10時間48分00秒 監督:藤田敦史 1区 篠原倖太朗(3年) 区間1位 (1)悔しいです。集団から抜け出して外国人選手と走っている時、ペースの上がり下がりの対応が大変でした。 (2)正直めちゃくちゃビビってました。 (3)「芽吹に楽させてあげるぞ」実際に今回の箱根は4年生のために走ると決めていたので、特にお世話になった芽吹さんへ恩返しするためにも、この掛け声でもより気が引き締まりました。 (4)やり返します。 2区 鈴木芽吹(4年) 区間2位 (1)調子は良かったのですが、チームとしても個人としても目標には届かず悔しい結果となりました。ラスト3kmがきつかったです。そこまでにいかに余裕を持てるかを意識していました。 (2)1日の夜に田澤さんが寮の部屋に来てくれたこと (3)「4年間やってきたことを全て出そう」と言われました。その言葉で最後までしっかり出し切ろうと思いました。 (4)今回の悔しさを忘れずに、強い駒澤を継承してください。 3区 佐藤圭汰(2年) 区間2位 (1)自分のところで逆転されてしまい、そこから流れが悪くなってしまったので本当に悔しいです。湘南大橋がきつかったので、上りをしっかり頑張るのがポイントです。 (2)なぜかわからないが全然寝られなかった。 (3)「お前がこの一年磨いてきたスピードを見せつけるぞ」よし頑張るぞと思えたから (4)来年はこの借りを返すために絶対に区間賞を取って優勝します。 4区 山川拓馬(2年) 区間6位 (1)上りが多いかと思ったら意外と下りが多い気がしました。自分が不甲斐ない走りをしてしまいチームのために走ることができなかったです。とても悔しい気持ちでいっぱいです。 (2)12月から走り始めて上がってきていたはずでしたが、やはり練習が出てしまうなと感じました。 (3)「少しでも次の区間の人を楽にさせるぞ」やはり自分の区間が大事だと感じていたので、必然的に一番覚えています。 (4)来年は絶対に負けなしで突っ走ります。 5区 金子伊吹(4年) 区間3位 (1)宮ノ下からの上りがきつくて、ピッチを落とさないことと、気持ちを切らさずに走りました。2年連続3冠を目標にしていて達成できなかったので非常に悔しく思います。個人としで先頭と差を広げられてしまいチームに迷惑をかけてしまう走りをしてしまいました。 (2)―― (3)「あきらめちゃダメ!」この言葉でキツくて心が折れそうになっても自分の力を出し切れたから。 (4)今年の悔しさを忘れずにチーム一つにして頑張ってください!来年度からは企業で競技を続けるので世界を目指せる選手ならなれるよう頑張ります。 6区 帰山侑大(2年) 区間12位 (1)上りがきつかったです。リラックスして走ることだけが攻略法でした。自分の走りができずに、チームの足を引っ張る結果となってしまい申し訳なく思っています。この悔しさを忘れず、来年リベンジしたいと思っています。 (2)ゴール後、大手町で伊藤を見た時に申し訳なさで泣き崩れました。伊藤の分もいい走りをしてあげたかったです。 (3)「あきらめないぞ」です。自分のタイムが悪いのは分かっていましたが、監督の諦めない姿勢が伝わり、もうひと頑張りすることができました。 (4)必ずリベンジしたいと思います。 7区 安原太陽(4年) 区間4位 (1)後半の小刻みなアップダウンがきつかったです。個人としてもチームとしても悔しい結果となってしまいましたが、やり残したことはないです。 (2)前日はパスタ (3)「最後!最後!4年間の集大成!最後!」 (4)僕ら4年生にはこの悔しさを晴らすことはもうできません。この悔しさを後輩達に託して、駒澤大学を去っていきます。箱根で真っ向勝負をして勝つのは必ず「駒澤大学」です。全力で応援しています‼︎ 8区 赤星雄斗(4年) 区間4位 (1)遊行寺の坂がきつかったです。前半は飛ばしつつも遊行寺に向けて余裕を持って走るのがポイントだと思いました。自身の走りとしては、最後の箱根駅伝で追う立場になりましたが、思うような走りができませんでした。区間としても良くなかったので悔しさの残る走りとなりました。チームとしても2年連続3冠が懸かっていた中で負けたのはとても悔しい思いをしました。 (2)聞き間違いかもしれないが、レース前の電話で初めて大八木総監督に“あかぼし”ではなく、“あかほし”と呼んでくださった。 (3)「4年生の意地見せるぞ」最後の箱根なんだという寂しさ、こんなに幸せな場所で2回も走れたといううれしさをその言葉で実感したから。 (4)2年連続3冠は達成できず、箱根駅伝の借りはもう返せないので、強い後輩たちが借りを返してくれると思います。来年は大手町で喜んでいる姿を見せてほしいと思います。 9区 花尾恭輔(4年) 区間5位 (1)最初からずっときつかったけれど、たくさんの方が沿道から応援してくださってとても幸せな23.1kmでした。チームとしては望んでいた結果ではなかったが、全員が全力を尽くしたと思います。個人としては、今出せるものは出せたかなと思いますが、悔しかったです。 (2)横浜駅での給水を後輩の宮川にお願いしてそこの部分がテレビに映って喋りすぎって言われてたけれど、今までありがとうってことしか喋ってないです! (3)「1秒でも前に」これしか覚えてない (4)今年の悔しさを来年度の駅伝で晴らしてほしい。 10区 庭瀬俊輝(3年) 区間4位 (1)ビル街に入って風が吹いてきてきつかったです。個人としてもチームとしても納得のいく結果ではなかったです。 (2)酸素カプセルの電源を切られた (3)「芽吹との練習を思い出せ」 (4)このチームは本当に最高のチームでした。今年はそれを超えるチームを作ります。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.11

男子1500m・吉居大和が3分39秒75の大会新V 「40秒切ることができてうれしい」/中部実業団対抗

第68回中部実業団対抗大会の1日目は5月11日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子1500mは実業団ルーキーの吉居大和(トヨタ自動車)が3分39秒75の大会新記録で優勝した。 吉居はスタートからエバンス・ケイタニ […]

NEWS 棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC

2024.05.11

棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)3日目 関東インカレの3日目に女子棒高跳が行われ、小林美月(日体大2)が4m00を跳んで大会連覇を達成。4連覇への資格を得た。 広告の下にコンテンツが続きます […]

NEWS ムティア二4×400mR含む3冠 清水陽翔が100mで大会新  女子は甲府南が総合4連覇/IH山梨県大会

2024.05.11

ムティア二4×400mR含む3冠 清水陽翔が100mで大会新 女子は甲府南が総合4連覇/IH山梨県大会

7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 山梨県大会は5月4日、8~9日の3日間、小瀬スポーツ公園競技場(JITリサイクルインクスタ […]

NEWS 400mHドス・サントスが今季世界トップの46秒86!!200mは好調ベドナレクが19秒67の自己新/DLドーハ

2024.05.11

400mHドス・サントスが今季世界トップの46秒86!!200mは好調ベドナレクが19秒67の自己新/DLドーハ

ダイヤモンドリーグ(DL)第3戦が5月10日、カタール・ドーハで開催され、男子400mハードルではオレゴン世界選手権金メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が今季世界最高の大会新の46秒86で優勝した。ドス・サントスは現 […]

NEWS 青学大・石川優が復活!!100m3年ぶりV、4継との2冠 110mHは阿部が制す 十種・髙橋が堂々デビュー/関東IC

2024.05.11

青学大・石川優が復活!!100m3年ぶりV、4継との2冠 110mHは阿部が制す 十種・髙橋が堂々デビュー/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目が行われた。女子100mは石川優(青学大)が11秒75(+0.5)をマークして優勝。1年時以来、3年ぶりの頂点に立った。 広告の下に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top