2024.03.12
日本陸連は3月12日、アスリートのアイデアを取り入れた新たな競技会・イベント・プロジェクトを目指して、「アスリートコラボレーター」を新設し、日本選手権・混成競技(6月22日~23日)のコラボレーターとして元日本チャンピオンの中村明彦さんが就任したことを発表した。
この制度は、国内で行われる競技会より魅力的なものに開催するため、現役アスリート・引退後のアスリートがこれまでの競技人生で培ってきた経験・知識・発想を活かし、陸上の魅力発信に繋げることを目的としたもの。
これまでの競技会などでは主催者が主体となり運営されてきたが、コラボレーターは準備段階から積極的に参画し、アスリート目線でのアイデアなどを競技会に取り入れていくという。
1人目のコラボレーターとして就任した中村さんは12年ロンドン五輪で400mハードル、16年リオ五輪には十種競技で出場。世界選手権にも2度出場を果たし、昨年現役を引退した。中村さんは就任にあたり、「フィールドから皆さんにお会いできること、こうして陸上界に貢献できること大変嬉しく思っております」とコメント。今後はイベントの立案や大会中のフィールドMCとして協力していく。
今年の日本選手権・混成競技はパリ五輪の選考会として、6月22日から23日に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。
「アスリートコラボレーター」に就任した中村明彦さんのコメント
「この度アスリートコラボレーターを拝命しました中村明彦です。現役中はたくさんの応援、競技会の開催をありがとうございました。この度、フィールドから皆さんにお会いできること、こうして陸上界に貢献できること大変嬉しく思っております。 アスリートにとってこの日本選手権が世界へ飛び立つ滑走路となるように。ファンや観客の皆様が観て楽しむだけでなく参加して楽しめるような日本選手権に。微力ながら、精一杯努めて参ります。岐阜でお会いできること、楽しみにしています」RECOMMENDED おすすめの記事
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