HOME 箱根駅伝、大学

2024.03.13

順大長距離コーチに今井正人氏、田中秀幸が就任!今井氏は同期・長門監督と「世界で闘える選手を」田中は「真の強さのある選手を」
順大長距離コーチに今井正人氏、田中秀幸が就任!今井氏は同期・長門監督と「世界で闘える選手を」田中は「真の強さのある選手を」

順大長距離コーチに就任する今井正人氏(左)と田中秀幸

順天堂大学は3月13日、トヨタ自動車九州の今井正人氏、トヨタ自動車の田中秀幸選手が陸上競技部長距離コーチに就任したことを発表した。それぞれの所属先からの出向で、スポーツ健康科学部非常勤講師に着任する。ともに同大OBで今井氏は39歳、田中選手は33歳。

今井氏は福島・原町高時代にインターハイ5000m日本人2番手(5位)などの実績を引っさげて順大に進学すると、同期で現駅伝監督の長門俊介氏とともに活躍。箱根駅伝では1年時に2区を務めて区間10位だったが、2年目からは3年連続で山上りの5区に出走。いずれも区間賞を獲得し、3年時に往路優勝、主将を務めた4年目は総合優勝に貢献した。3年連続で金栗杯を獲得し、実況アナウンサーから“山の神”と称され、その後、箱根5区で快走する選手の称号ともなっている。

広告の下にコンテンツが続きます

卒業後は目標だったマラソンに挑戦し、2015年の東京マラソンで日本人トップを飾り同年の北京世界選手権代表に選出された。大会直前に髄膜炎と診断され無念の欠場。2019年、23年には五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)に出場している。マラソンの自己記録は2時間7分39秒(15年東京)。2月21日に現役引退を発表し、2月25日の日本選手権クロカンでラストランを終えていた。

今井氏は同大サイト上で、「長門駅伝監督率いる順大長距離ブロックをしっかり支え、世界で闘える選手育成を目指すと共に、一人の人間として成長するサポートに全力で尽力いたします」と述べるとともに「私自身も常にチャレンジ精神を忘れず、選手と共に成長していけるように取り組んでまいります」とコメントした。

田中選手は愛知・豊川高から順大に進み、箱根駅伝には3年、4年と2度出場。4年時には4区で区間賞を獲得した。トヨタ自動車入社後もトラック、駅伝を中心に活躍し、ニューイヤー駅伝では今年正月を含めて全4回中3回の優勝にいずれも区間賞(15年6区、16年6区、24年5区)で貢献した。

現役は継続し、順大を拠点にプレイングコーチ的な立場で指導に当たる予定。「コーチという立場から新しい風を吹かせ、”真の強さのある選手”と”誰からも愛される順大”を目指し、精一杯努めさせて頂きます」と意気込みを述べた。

正月の第100回箱根駅伝では総合17位となり、3年ぶりにシード権を喪失した順大。男子3000m障害で世界大会入賞を重ねた三浦龍司らが卒業を迎えるが、サポート体制の充実を図り、新たに掲げた「下剋上」をスローガンに巻き返しを目指す。

順天堂大学は3月13日、トヨタ自動車九州の今井正人氏、トヨタ自動車の田中秀幸選手が陸上競技部長距離コーチに就任したことを発表した。それぞれの所属先からの出向で、スポーツ健康科学部非常勤講師に着任する。ともに同大OBで今井氏は39歳、田中選手は33歳。 今井氏は福島・原町高時代にインターハイ5000m日本人2番手(5位)などの実績を引っさげて順大に進学すると、同期で現駅伝監督の長門俊介氏とともに活躍。箱根駅伝では1年時に2区を務めて区間10位だったが、2年目からは3年連続で山上りの5区に出走。いずれも区間賞を獲得し、3年時に往路優勝、主将を務めた4年目は総合優勝に貢献した。3年連続で金栗杯を獲得し、実況アナウンサーから“山の神”と称され、その後、箱根5区で快走する選手の称号ともなっている。 卒業後は目標だったマラソンに挑戦し、2015年の東京マラソンで日本人トップを飾り同年の北京世界選手権代表に選出された。大会直前に髄膜炎と診断され無念の欠場。2019年、23年には五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)に出場している。マラソンの自己記録は2時間7分39秒(15年東京)。2月21日に現役引退を発表し、2月25日の日本選手権クロカンでラストランを終えていた。 今井氏は同大サイト上で、「長門駅伝監督率いる順大長距離ブロックをしっかり支え、世界で闘える選手育成を目指すと共に、一人の人間として成長するサポートに全力で尽力いたします」と述べるとともに「私自身も常にチャレンジ精神を忘れず、選手と共に成長していけるように取り組んでまいります」とコメントした。 田中選手は愛知・豊川高から順大に進み、箱根駅伝には3年、4年と2度出場。4年時には4区で区間賞を獲得した。トヨタ自動車入社後もトラック、駅伝を中心に活躍し、ニューイヤー駅伝では今年正月を含めて全4回中3回の優勝にいずれも区間賞(15年6区、16年6区、24年5区)で貢献した。 現役は継続し、順大を拠点にプレイングコーチ的な立場で指導に当たる予定。「コーチという立場から新しい風を吹かせ、"真の強さのある選手"と"誰からも愛される順大"を目指し、精一杯努めさせて頂きます」と意気込みを述べた。 正月の第100回箱根駅伝では総合17位となり、3年ぶりにシード権を喪失した順大。男子3000m障害で世界大会入賞を重ねた三浦龍司らが卒業を迎えるが、サポート体制の充実を図り、新たに掲げた「下剋上」をスローガンに巻き返しを目指す。

今井正人氏、田中秀幸 両新コーチの意気込みはこちら!

今井正人 2024年4月1日付で、順天堂大学陸上競技部長距離ブロックコーチを拝命いたしました。伝統ある母校の陸上競技部コーチに就任させていただけることに、嬉しさがこみ上げると同時に身の引き締まる思いです。長門駅伝監督率いる順大長距離ブロックをしっかり支え、世界で闘える選手育成を目指すと共に、一人の人間として成長するサポートに全力で尽力いたします。また、私自身も常にチャレンジ精神を忘れず、選手と共に成長していけるように取り組んでまいります。 田中秀幸 4月1日より、長距離ブロックのコーチに就任致します田中秀幸です。コーチという立場から新しい風を吹かせ、"真の強さのある選手"と"誰からも愛される順大"を目指し、精一杯努めさせて頂きます。応援の程、宜しくお願い致します。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.26

サウェが史上初のマラソン2時間切り! 1時間59分30秒で新時代突入!! 初マラソン・ケジェルチャも1時間59分41秒/ロンドンマラソン

第46回ロンドンマラソンが4月26日に英国で行われ、セバスチャン・サウェ(ケニア)が1時間59分30秒で優勝した。23年にケルヴィン・キプトゥム(ケニア)が打ち立てた世界記録(2時間0分35秒)を1分以上も更新するととも […]

NEWS 田中希実が1500m4分15秒67の5位 米国で本格シーズンイン5月は10000mにもエントリー

2026.04.26

田中希実が1500m4分15秒67の5位 米国で本格シーズンイン5月は10000mにもエントリー

女子1500m・5000m日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機)が4月25日、米国・フィラデルフィアで行われたペンリレーの1500mに出場し、4分15秒67の5位だった。 田中は2月に豪州で1500mを4分06秒39を […]

NEWS サウェが人類初の2時間切り!2位のケジャルチャも「サブ2」歴史的レースに/ロンドンマラソン

2026.04.26

サウェが人類初の2時間切り!2位のケジャルチャも「サブ2」歴史的レースに/ロンドンマラソン

ロンドンマラソンが4月26日に英国で行われ、男子はセバスチャン・サウェ(ケニア)が人類初の2時間切りとなる1時間59分30秒で優勝した。 サウェは29歳で、23年世界ロードランニング選手権ハーフマラソンで金メダルを獲得し […]

NEWS 帝京大の楠岡由浩がまた快走5000m13分32秒60 小河原が13分37秒09など青学大勢も好記録

2026.04.26

帝京大の楠岡由浩がまた快走5000m13分32秒60 小河原が13分37秒09など青学大勢も好記録

Nittaidai Challenge Gamesが4月26日に日体大健志台で行われ、2組で楠岡由浩(帝京大)が13分32秒60の自己新をマークした。楠岡は4年生で、熊本・慶誠高時代には栃木国体5000mで13分55秒8 […]

NEWS 日本選手権Vの田中友梨が大会新で制す「地元アジア大会を目指して」男子は山岸が自己新/東京選手権

2026.04.26

日本選手権Vの田中友梨が大会新で制す「地元アジア大会を目指して」男子は山岸が自己新/東京選手権

名古屋アジア大会の参考競技会となる東京選手権の混成競技が4月25、26日に駒沢で行われ、女子七種競技は昨年日本選手権初優勝した田中友梨(スズキ)が5651点の大会新で優勝した。 今月はじめに日本歴代5位の5807点を出し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top