HOME 国内、日本代表

2024.03.02

多田修平 男子60m日本人初のファイナルは7位入賞 「練習を積んでリベンジします」世界記録保持者コールマンがライルズを抑え金メダル/世界室内
多田修平 男子60m日本人初のファイナルは7位入賞 「練習を積んでリベンジします」世界記録保持者コールマンがライルズを抑え金メダル/世界室内

多田修平(住友電工)

◇グラスゴー世界室内選手権(3月1日~3日/英国・グラスゴー) 1日目

英国・グラスゴーで世界室内選手権が行われ、男子60mでは多田修平(住友電工)が6秒70で7位入賞を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

多田は午前中の予選で6秒52の日本新をマーク。午後の準決勝では昨年の世界選手権100m優勝のノア・ライルズ(米国)や100mアフリカ記録保持者のフェルディナンド・オマニャラ(ケニア)と同組になったものの、6秒56の3着でフィニッシュし、プラス通過でこの種目では日本人初の決勝進出を決める。

準決勝の2時間後に行われた決勝は20m付近までトップ争いを演じたものの、後半はスピードに乗れず減速。フィニッシュ後は脚を引きずる様子も見せた。レースは60m世界記録保持者のクリスチャン・コールマン(米国)が、ライルズを0.03秒差抑えて6秒41で金メダルを獲得。3位にはアキーム・ブレイク(ジャマイカ)が入った。

多田はレース後にSNSで「レースではスタートから攣り全く走れませんでした」と、決勝では自身の走りができなかったと打ち明けたが、「歩いても痛みは無い」と話すように幸い身体へのダメージは深刻ではない様子。「悔しさ10割なので、ガチでリベンジしたい」と屋外シーズンに向けて、再起を誓った。

同じく60mに出場した東田旺洋(関彰商事)は準決勝2組で6秒67の7着となり決勝には進めなかった。また、男子400mにエントリーしていた佐藤拳太郎(富士通)はウォーミングアップで脚の違和感を訴えたため、出場を取り止めている。

広告の下にコンテンツが続きます
◇グラスゴー世界室内選手権(3月1日~3日/英国・グラスゴー) 1日目 英国・グラスゴーで世界室内選手権が行われ、男子60mでは多田修平(住友電工)が6秒70で7位入賞を果たした。 多田は午前中の予選で6秒52の日本新をマーク。午後の準決勝では昨年の世界選手権100m優勝のノア・ライルズ(米国)や100mアフリカ記録保持者のフェルディナンド・オマニャラ(ケニア)と同組になったものの、6秒56の3着でフィニッシュし、プラス通過でこの種目では日本人初の決勝進出を決める。 準決勝の2時間後に行われた決勝は20m付近までトップ争いを演じたものの、後半はスピードに乗れず減速。フィニッシュ後は脚を引きずる様子も見せた。レースは60m世界記録保持者のクリスチャン・コールマン(米国)が、ライルズを0.03秒差抑えて6秒41で金メダルを獲得。3位にはアキーム・ブレイク(ジャマイカ)が入った。 多田はレース後にSNSで「レースではスタートから攣り全く走れませんでした」と、決勝では自身の走りができなかったと打ち明けたが、「歩いても痛みは無い」と話すように幸い身体へのダメージは深刻ではない様子。「悔しさ10割なので、ガチでリベンジしたい」と屋外シーズンに向けて、再起を誓った。 同じく60mに出場した東田旺洋(関彰商事)は準決勝2組で6秒67の7着となり決勝には進めなかった。また、男子400mにエントリーしていた佐藤拳太郎(富士通)はウォーミングアップで脚の違和感を訴えたため、出場を取り止めている。

【動画】多田修平が日本人初の60m決勝! ファイナルの走りをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

NEWS 3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

2025.06.15

3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]

NEWS 1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北

2025.06.15

1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]

NEWS 八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

2025.06.15

八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]

NEWS 菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東

2025.06.15

菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、男子100mは昨年のU18大会覇者の菅野翔唯(東農大二2群馬)が […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top