HOME 国内

2024.02.26

コニカミノルタが4月1日付で宇賀地強氏の監督就任を発表 13年モスクワ世界陸上1万m代表 ニューイヤー駅伝連覇にも貢献
コニカミノルタが4月1日付で宇賀地強氏の監督就任を発表 13年モスクワ世界陸上1万m代表 ニューイヤー駅伝連覇にも貢献

2020年の全日本実業団対抗駅伝で7区を担った宇賀地氏

コニカミノルタは2月26日、コーチの宇賀地強氏が4月1日付で監督に就任することを発表した。

宇賀地氏は栃木・作新学院高時代に5000m13分台をマークするなど世代を代表する選手として活躍。全国都道府県対抗男子駅伝1区区間賞などの実績を引っ提げて駒大に進学すると、「13分台トリオ」と称された同期の高林祐介(現・駒大コーチ)、深津卓也(現・旭化成コーチ)とともに主力として牽引した。

広告の下にコンテンツが続きます

駒大時代は世界ジュニア選手権やユニバーシアード(現・ワールドユニバーシティゲームズ)、世界クロスカントリー選手権など多くの国際大会にも出場し、駅伝でも主にエース区間を担って箱根駅伝や全日本大学駅伝の優勝に貢献した。

コニカミノルタ入社後は長年エースとして君臨し、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)には10年連続で出場。2013年、14年の連覇に貢献した。11年にマークした10000mの自己記録(27分40秒69)は当時の日本歴代4位で、13年には同種目でモスクワ世界選手権にも出場を果たしている。

19年にはプレイングコーチとして指導者の道を歩み始め、20年からはコーチに専念。21年からはグローバル担当コーチとして海外でコーチングやマネジメントの研修を積んできた。

宇賀地氏は「監督としてコニカミノルタをもう一度強くすることで恩返しをしたい。コニカミノルタで共に歩む事を選んでくれた選手たちが、目指す目標や未来に向かって突き進む後押しをしたい」と新監督就任に向けたコメントを残している。

広告の下にコンテンツが続きます
コニカミノルタは2月26日、コーチの宇賀地強氏が4月1日付で監督に就任することを発表した。 宇賀地氏は栃木・作新学院高時代に5000m13分台をマークするなど世代を代表する選手として活躍。全国都道府県対抗男子駅伝1区区間賞などの実績を引っ提げて駒大に進学すると、「13分台トリオ」と称された同期の高林祐介(現・駒大コーチ)、深津卓也(現・旭化成コーチ)とともに主力として牽引した。 駒大時代は世界ジュニア選手権やユニバーシアード(現・ワールドユニバーシティゲームズ)、世界クロスカントリー選手権など多くの国際大会にも出場し、駅伝でも主にエース区間を担って箱根駅伝や全日本大学駅伝の優勝に貢献した。 コニカミノルタ入社後は長年エースとして君臨し、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)には10年連続で出場。2013年、14年の連覇に貢献した。11年にマークした10000mの自己記録(27分40秒69)は当時の日本歴代4位で、13年には同種目でモスクワ世界選手権にも出場を果たしている。 19年にはプレイングコーチとして指導者の道を歩み始め、20年からはコーチに専念。21年からはグローバル担当コーチとして海外でコーチングやマネジメントの研修を積んできた。 宇賀地氏は「監督としてコニカミノルタをもう一度強くすることで恩返しをしたい。コニカミノルタで共に歩む事を選んでくれた選手たちが、目指す目標や未来に向かって突き進む後押しをしたい」と新監督就任に向けたコメントを残している。

【写真】コニカミノルタの監督に就任した宇賀地強氏のコメント全文

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.12

法大・井之上駿太が48秒91で快勝!自身初の48秒突入「持ち味の積極的な展開を1段階アップ」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子1部400mハードルは井之上駿太(法大4)が自身初の48秒台突入となる48秒91で優勝を飾った。 広告の下にコンテンツ […]

NEWS 順大・村尾雄己が果敢に攻めてV! 先輩・三浦龍司を「追うことで力がついたと実感」/関東IC

2024.05.12

順大・村尾雄己が果敢に攻めてV! 先輩・三浦龍司を「追うことで力がついたと実感」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、男子1部3000m障害は村尾雄己(順大3)が8分40秒43で優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続きます 2021年東京 […]

NEWS 1500m飯澤千翔が復活!!日本歴代2位の3分35秒77「来年の世界選手権は標準を切って出たい」/木南記念

2024.05.12

1500m飯澤千翔が復活!!日本歴代2位の3分35秒77「来年の世界選手権は標準を切って出たい」/木南記念

◇木南記念(5月12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本GPシリーズG1の木南記念が行われ、男子1500mは飯澤千翔(住友電工)が3分35秒77の日本歴代2位をマークして優勝した。日本記録まであと0.35秒に迫った。 […]

NEWS パリ五輪代表の前田穂南が1時間11分17秒で快勝 男子は中山顕が接戦制す 小山直城は6位/仙台国際ハーフ

2024.05.12

パリ五輪代表の前田穂南が1時間11分17秒で快勝 男子は中山顕が接戦制す 小山直城は6位/仙台国際ハーフ

5月12日、「仙台国際ハーフマラソン2024」が弘進パーク仙台を発着点とするコースで行われ、女子はパリ五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)が1時間11分17秒で優勝を飾った。 前田は1月の大阪国際女子マラソン以来の国内レ […]

NEWS 小池祐貴が100m10秒28wで優勝 御家瀬緑も追い風参考ながら11秒28をマーク!

2024.05.12

小池祐貴が100m10秒28wで優勝 御家瀬緑も追い風参考ながら11秒28をマーク!

5月9日から11日にかけ、米国カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のアズサパシフィック大で行われたフランソン・ラストチャンスで、男子100mに小池祐貴(住友電工)が出場し、10秒28(+2.8)で優勝を果たした。 米国でトレ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top