男子3000m障害高校記録保持者の永原颯磨(佐久長聖高3長野)が、来春、順大へ進学することが関係者への取材で明らかとなった。
永原は小学1年から陸上を始め、中学時代には全中駅伝など全国大会に出場している。佐久長聖高では1年秋から3000m障害に挑戦。高2の4月に8分51秒21をマークし、インターハイでは2位に入賞した。また、全国高校駅伝でも1区を務め区間2位と快走している。
今季は6月のインターハイ北信越大会予選で、三浦龍司(洛南高、現・順大)が持つ高校記録(8分39秒37)を塗り替える8分36秒06をマーク。8月の北海道インターハイでは独走のなか8分32秒12とさらに高校記録を更新して優勝した。
なお、5000mでも13分43秒03のベストを持つ。日本陸連のダイヤモンドアスリートにも認定された。
3000m障害で東京五輪・ブダペスト世界選手権入賞の三浦とは入れ違いとなるが、卒業後も順大でも練習をすることもありそうで、世界トップクラスを間近で体感できそう。
また、順大には高校の1学年先輩で5000m高校記録保持者の吉岡大翔も在籍している。
名門への進学を決めた永原が、偉大な先輩の背中を追って世界を目指していく。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.16
-
2024.05.16
-
2024.05.15
-
2024.05.15
2024.05.11
棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC
-
2024.05.10
-
2024.05.11
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.16
パリ五輪挑戦断念を決断した山縣亮太 再起へ「自分に与えられた可能性を追求することをやりきりたい」
男子100m日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(セイコー)が5月16日、オンライン上で会見を開き、6月下旬の日本選手権を含めて現状で予定していたレースをすべてキャンセルすることを明らかにした。五輪参加標準記録(10秒0 […]
2024.05.16
インターハイ都府県大会 明日から愛知、岐阜でスタート!関東は週末に東京と神奈川 高知、新潟でも開幕
福岡インターハイ(7月28日~8月1日/東平尾公園博多の森陸上競技場)を目指して、各地で行われているインターハイ都府県大会。明日5月17日からは東海地区の愛知と岐阜で開幕する。 愛知の会期は5月17日~19日。今季に入っ […]
2024.05.16
男子長距離・砂岡拓磨が住友電工に入社! ゴールデンゲームズで日本人トップ
住友電工は5月16日、長距離の砂岡拓磨が同日付で入社したことを発表した。 砂岡は東京都出身の24歳。埼玉・聖望学園高では全国的な活躍はなかったが5000mで14分14秒75をマークしていた。城西大に進み、徐々に実力をつけ […]
2024.05.16
山縣亮太 4大会連続五輪を断念 右脚違和感のため日本選手権まで回避を決断
男子100m日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(セイコー)が会見を開き、右脚違和感のため予定していたレースを回避することを発表し、4大会五輪への道を断念すると決断した。 3月上旬に発症した右脚の違和感があり、予定してい […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド