2023.11.16
今週末(11月18日、19日)に全国5ヵ所で地区高校駅伝が行われる。
今年の全国高校駅伝(12月24日/京都)女子は、5年に一度の記念大会。都道府県代表に加え、地区代表も出場する。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県1位校を除いた最上位校。都大路を目指して地区大会がラストチャンスとなる。
今週末開催の地区大会は関東、北信越、中国、四国、全九州。このうち、関東は、レースは一緒に行うが北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)と南関東(千葉、東京、神奈川、山梨)のそれぞれに地区代表がある。また、全九州も同様に北九州(福岡、佐賀、長崎、大分)と南九州(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)に地区代表がある。
このうち、南関東では昨年の全国大会に出場した成田(千葉)や順天(東京)が各都県大会で敗れており、他チームを含めて、激戦となりそう。北九州では昨年の都大路7位入賞の筑紫女学園(福岡)が県大会2位に終わっており、地区代表で全国切符をつかむことができるか。南九州は千原台(熊本)、宮崎日大(宮崎)、鳳凰(鹿児島)などが競り合う。
他の地区代表争いは、中国が広島2位の銀河学院と、岡山2位の倉敷が争う構図になりそう。北関東、北信越、四国は混戦模様だ。
一方の男子は、全国大会の地区代表こそないものの、ハイレベルな争いが予想される。関東は前回2時間3分台をマークした埼玉栄(埼玉)と八千代松陰(千葉)による一騎打ちの再演か。昨年の全国大会では3位に八千代松陰、4位に埼玉栄が入っている。全九州は大牟田(福岡)や小林(宮崎)、九州学院(熊本)、鹿児島城西(鹿児島)の各県1位校に加え、県2位で全国を逃した出水中央(鹿児島)や福岡第一(福岡)も実力はあるだけに、白熱したレースとなりそうだ。
中国では昨年の全国覇者・倉敷(岡山)と名門・世羅(広島)が顔を合わせる。北信越は、全国2位の佐久長聖(長野)がどんなメンバーで挑んでくるか。強豪校は都大路を見据えた選手起用もあるかもしれない。
<今週の地区高校駅伝日程>※カッコ内は開催県
11月18日→関東(千葉)、全九州(長崎)
11月19日→北信越(富山)、中国(山口)、四国(愛媛)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]
2025.05.01
アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!
アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)