◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)
日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの2日目が行われ、女子400mハードルで瀧野未来(京都橘高3)が高校新記録の56秒90で優勝を果たした。
「高校新を狙っていたので、出すことができてよかったです」を笑顔を見せていた瀧野。これまで3台目までハードル間15歩だったが、今回は4台目までとした。そこから5、6台目まで16歩として、7台目以降は17歩で行くつもりだったが、7台目も16歩に。「逆脚になってしまうので、次も16歩にしました」と振り返った。「歩数はめちゃくちゃになってしまった」と言いながらも、2015年和歌山インターハイで石塚晴子(東大阪大敬愛高)がマークした高校記録57秒09を8年ぶりに塗り替えた。
今季の目標は高校記録更新と前年に続くインターハイ優勝。北海道インターハイでは自己新の57秒45で連覇を達成したものの、「高校記録を更新できず悔しかったです」。秋は国体が300mハードルとなり、この新潟大会が高校での最後の400mハードルレースだった。それだけに「ラストチャンスで出すことができて良かったです」と話していた。
京都橘高の3年上の先輩で、今夏の世界選手権に出場した山本亜美(立命大)を尊敬している。「次のステージでもよりタイムを出して先輩と戦っていけるようになりたい。世界で日の丸をつけたいです」と意気込んでいた。
女子400mH高校歴代10傑
56.90 瀧野 未来(京都橘3京都) 2023.10.01 57.09 石塚 晴子(東大阪大敬愛3大阪) 2015. 7.31 57.43 山本 亜美(京都橘3京都) 2020.10. 3 57.65 山形依希子(敦賀3福井) 1992. 6.13 57.73 大野 瑞奈(埼玉栄3埼玉) 2020.11. 3 57.85 千葉 史織(仙台一3宮城) 2023. 8. 4 57.90 江口 幸子(横浜雙葉3神奈川) 2001. 6.10 57.98 タネル舞璃乃(埼玉栄3埼玉) 2021. 7.30 58.01 河内 瀬桜(東大阪大敬愛3大阪) 2021. 7.18 58.03 小山 佳奈(川崎橘3神奈川) 2016. 6.25RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
2025.08.25
日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
2025.08.19
15年ぶりの箱根総合優勝へ 早大駅伝主将・山口智規「夏合宿で底上げを」 妙高で合同取材会
-
2025.08.24
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のレギュラーシリーズが終了し、スイス・チューリヒで行われるファイナルのエントリーが確定した。 女子やり投の北口榛花(JAL)は4年連続の進出。シーズンベストは64m63だが、 […]
2025.08.25
100m・菅野翔唯が10秒31で優勝! 女子200m・野見山寧祢、女子400m・今峰紗希もV/日韓中ジュニア交流競技会
◇第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25・27日/中国・内モンゴル自治区)1日目 各国の高校生世代が集う「日・韓・中ジュニア交流競技会」が行われ、男子100mは菅野翔唯(東農大二2群馬)が10秒31で優勝した。 […]
2025.08.25
日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」
日本選手権の男子400m決勝で1着入線のあと、曲走路においてラインの内側を走行したとして失格の判定が下っていた佐藤風雅(ミズノ)の競技結果が再審議の結果、失格が取り消されて優勝となったことについて、所属先のミズノがコメン […]
2025.08.25
佐藤風雅の失格取り消しについて日本陸連が経緯説明「踵がラインを踏んでいる」は「踏み越えていない」再発防止へルール理解の徹底図る
日本陸連は8月25日、第109回日本選手権(7月4日~6日)の男子400m決勝でトップでフィニッシュした佐藤風雅(ミズノ)が失格と裁定されたことについて、ジュリーによる再審議の結果、取り消しとなったことを発表した。 その […]
2025.08.25
日本選手権男子400mの結果が訂正 佐藤風雅がレーン侵害で失格から優勝へ 今泉が2位
日本陸連は8月25日、7月に行われた日本選手権男子400mの結果を訂正したことを発表し、佐藤風雅(ミズノ)が45秒28で優勝、今泉堅貴(内田洋行AC)が45秒29で2位となった。 実際のレースでも、速報では上記の結果が出 […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99