世界陸連(WA)が8月19日に開幕するブダペスト世界選手権の出場資格獲得者を示すランキング「Road to Budapest」を更新した。
男子100mは参加標準記録(10秒00)突破者はいないものの、アジア選手権を制した栁田大輝(東洋大)が33位、日本選手権Vの坂井隆一郎(大阪ガス)が34位にランクイン。オレゴン世界選手権7位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)も46位で、ターゲットナンバー(出場枠目安)の48人以内に入っている。同200mではアジア選手権金メダルの鵜澤飛羽(筑波大)と同3位の上山紘輝(住友電工)の2人がランキング圏内にいる。
男子400mハードルでは黒川和樹(法大)が有効期間ぎりぎりで出場した田島記念の結果が反映されて一気にターゲットナンバー内に浮上した。一方、岸本鷹幸(富士通)は更新後にターゲットナンバーから外れた。
そのほか、変動があったのは女子三段跳の髙島真織子(九電工)、男子棒高跳の柄澤智哉(日体大)、男子3000m障害の砂田晟弥(プレス工業)、男子やり投の新井涼平(スズキ)、小椋健司(エイジェックスポーツ)らが圏外に押し出された。
5000mは男子の遠藤日向(住友電工)と塩尻和也(富士通)、女子の山本有真(積水化学)の3人がターゲットナンバーの安全圏に。なお、女子の田中希実(New Balance)は参加標準記録を突破している。
男子10000mの田澤廉(トヨタ自動車)はアジア選手権Vで「エリアチャンピオン」と表記されいるが、バーレーンの選手がクロスカントリー枠ですでに出場圏内にいるため、現段階では「エリアチャンピオン」として出場資格は得られない状況となっている。
今後、出場資格の辞退や他種目に絞る選手などもいるため、ランキングが変動する可能性がある。この後、WAから正式に参加資格者が公表され、それを元に日本陸連が「第2次日本代表選手」を発表。また、8月7日にエントリーが締め切られるため、そこでも追加で出場資格を得る可能性が残されている。
ブダペスト世界選手権は8月19日から27日までの9日間で開催される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。 レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドラ […]
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
