◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)2日目
関東インカレ2日目に行われた男子4×100mリレーは、東洋大が39秒24で制した。東洋大の優勝は宮本大輔、津波響樹らを擁した97回大会以来、5年ぶりとなる。最後は100mを制している栁田大輝が堂々とバトンを掲げてフィニッシュした。
「このために例年より早く、3月の沖縄合宿からバトン練習をしてきました」。副主将、そしてリレーのリーダーを務める中村彰太はそう胸を張る。
1走の成島陽紀は栁田と同期で、100mでも6位入賞。「1走の中で一番速い自信がありました」との言葉通り快走し、2走のルーキー・大石凌功は「追い風に乗っていい走りができました」。
中村は100m3本、リレー予選を含めて5本目となるが「ハードでしたが想定して練習してきました」。栁田とのバトンはやや詰まったが、渡った時には「もらった」(栁田)。一気に先頭に躍り出て勝負を決めた。
栁田は「つないでくれた3人、自分がタイムを出したいといったワガママを聞いてくれて予選を走ってくれた安齋(由一郎)、舘野(峻輝)のためにも、勝たないといけないと思っていました」と笑顔。「100mの決勝よりもいい走りができました」と振り返る快走だった。
100m3人決勝に加えて、積み重ねてきバトン練習で関東を制した東洋大。次なるターゲットは日本インカレ優勝、そして中大が持つ38秒54の日本学生記録だ。
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