HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.03.14

駒大 “地元”二子玉川で3冠達成報告会「みなさんに愛される強いチームを作っていきます」ゲストに松任谷正隆・ユーミン夫妻も登場
駒大 “地元”二子玉川で3冠達成報告会「みなさんに愛される強いチームを作っていきます」ゲストに松任谷正隆・ユーミン夫妻も登場

学生駅伝3冠を達成した駒大の激励に駆け付けた松任谷由実さん

3月14日、駒大は2022年度の出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝を制したことを記念した「大学駅伝3冠達成報告会」を都内で行い、大勢の地域住民や駒大ファンが駆けつけた。

会場には今年度限りで退任を発表している大八木弘明監督、藤田敦史ヘッドコーチ、部員58名ら。大八木監督は「皆様の応援のお陰で目標の3冠を達成できました。ありがとうございます。」と感謝の意を口にし、「駒澤から世界へ、(まだどの大学も達成していない)2年連続の3冠、この2つをテーマにしてやっていきます」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます

後任として4月から監督に就く藤田コーチは「これまで大八木が培ってきた土台、指導の熱意を引き継ぎ、新たな駒澤大学陸上競技部を作ってまいります」と挨拶した。

4年間エースとして君臨し、昨年はオレゴン世界選手権10000mにも出場した田澤廉(4年)は、4月からトヨタ自動車に所属しつつ、大八木監督と二人三脚で世界を目指す。「(2024年の)パリ五輪までは監督とともに10000mで世界に勝負を挑んでいきます。参加標準記録が27分10秒なので、記録を突破して出たい。そのあとはマラソンで国際大会のメダルを取れるような選手になりたいです」と、今後の意気込みを口にした。

新チームの主将を務める鈴木芽吹(3年)が「次の年度も3冠を目指しています。また1年間チーム全員で努力していきますので、変わらず応援のほど、よろしくお願いいたします」と挨拶。最後はこれまで28年間チームを指導してきた大八木監督が「これからもみなさんに愛される強いチームを作っていきます」と力強く宣言し、締めくくった。

そのほか、ゲストとして長年チームと交流がある音楽プロデューサーの松任谷正隆さん、シンガーソングライターの松任谷由実さん夫妻が登壇して花束を贈呈するシーンや、駒澤大学体育会應援指導部「ブルーペガサス」によるパフォーマンスもあった。

広告の下にコンテンツが続きます

スタッフ・選手へのインタビュアーは同部OB(主務)でタレント・芸人として活動するM高史さんが務めた。

【写真】駒大3冠報告会 ユーミンが藤田敦史新監督へ花束贈呈

3月14日、駒大は2022年度の出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝を制したことを記念した「大学駅伝3冠達成報告会」を都内で行い、大勢の地域住民や駒大ファンが駆けつけた。 会場には今年度限りで退任を発表している大八木弘明監督、藤田敦史ヘッドコーチ、部員58名ら。大八木監督は「皆様の応援のお陰で目標の3冠を達成できました。ありがとうございます。」と感謝の意を口にし、「駒澤から世界へ、(まだどの大学も達成していない)2年連続の3冠、この2つをテーマにしてやっていきます」と話した。 後任として4月から監督に就く藤田コーチは「これまで大八木が培ってきた土台、指導の熱意を引き継ぎ、新たな駒澤大学陸上競技部を作ってまいります」と挨拶した。 4年間エースとして君臨し、昨年はオレゴン世界選手権10000mにも出場した田澤廉(4年)は、4月からトヨタ自動車に所属しつつ、大八木監督と二人三脚で世界を目指す。「(2024年の)パリ五輪までは監督とともに10000mで世界に勝負を挑んでいきます。参加標準記録が27分10秒なので、記録を突破して出たい。そのあとはマラソンで国際大会のメダルを取れるような選手になりたいです」と、今後の意気込みを口にした。 新チームの主将を務める鈴木芽吹(3年)が「次の年度も3冠を目指しています。また1年間チーム全員で努力していきますので、変わらず応援のほど、よろしくお願いいたします」と挨拶。最後はこれまで28年間チームを指導してきた大八木監督が「これからもみなさんに愛される強いチームを作っていきます」と力強く宣言し、締めくくった。 そのほか、ゲストとして長年チームと交流がある音楽プロデューサーの松任谷正隆さん、シンガーソングライターの松任谷由実さん夫妻が登壇して花束を贈呈するシーンや、駒澤大学体育会應援指導部「ブルーペガサス」によるパフォーマンスもあった。 スタッフ・選手へのインタビュアーは同部OB(主務)でタレント・芸人として活動するM高史さんが務めた。 【写真】駒大3冠報告会 ユーミンが藤田敦史新監督へ花束贈呈

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.03.28

世界パラ選手権の代表66人発表! 車いすの佐藤友祈や前回400mVの福永凌太、女子走幅跳・髙桑早生らが選出 5月に神戸で開催

3月28日、日本パラ陸上競技連盟は第11回世界パラ選手権(5月17日~25日/兵庫・神戸)の日本代表選手を発表した。 代表に選ばれたのは男女66人。車いすクラスの400m、1500mで東京パラリンピック2冠に輝いた佐藤友 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第43回「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らを慎む」

2024.03.28

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第43回「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らを慎む」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第43回「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らを慎む」 桜の開花予報が伝えられるこの季節は、年度 […]

NEWS 東京2025世界陸上財団が日本陸連、東京都、TBSと連携・協力に関する協定を締結!大会の成功と満員のスタジアム目指して  マラソンは東京マラソン財団と協定結ぶ

2024.03.28

東京2025世界陸上財団が日本陸連、東京都、TBSと連携・協力に関する協定を締結!大会の成功と満員のスタジアム目指して マラソンは東京マラソン財団と協定結ぶ

2025年東京世界陸上の大会運営を主管する一般財団法人東京2025世界陸上財団は3月28日、理事会を開催し、大会の成功を目指して日本陸連、東京都、世界陸連メディアパートナーであるTBSとの間で相互に連携・協力体制を構築す […]

NEWS 東農大エースの並木寧音がSUBARUへ「攻めのスタイルを生かしたレースをしたい」

2024.03.28

東農大エースの並木寧音がSUBARUへ「攻めのスタイルを生かしたレースをしたい」

SUBARUが3月28日に群馬県太田市の本工場で2024年度新加入選手の会見を開いた。 東農大で今年の箱根駅伝2区を務め、区間7位と力走した並木寧音は、真新しいジャージを着用し「重みを感じます」と気を引き締める。 広告の […]

NEWS 山の妖精がSUBARUで世界へ!山本唯翔が意気込み「ロス五輪でマラソン代表に」

2024.03.28

山の妖精がSUBARUで世界へ!山本唯翔が意気込み「ロス五輪でマラソン代表に」

SUBARUが3月28日に群馬県太田市の本工場で2024年度新加入選手の会見を開いた。 城西大で箱根駅伝の5区を2年連続区間賞・区間新記録を打ち立てて今年は金栗四三杯を受賞した“山の妖精”こと山本唯翔。2月末に入寮し「1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年4月号 (3月14日発売)

2024年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 記録年鑑2023
パリ五輪マラソン代表決定

page top