HOME 国内

2023.03.05

ローズマリー・ワンジル「大好き」な日本で世界歴代6位の快走「すごいタイム出したい」/東京マラソン
ローズマリー・ワンジル「大好き」な日本で世界歴代6位の快走「すごいタイム出したい」/東京マラソン

東京マラソン2023を制したローズマリー・ワンジル

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅)

ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、女子はローズマリー・ワンジル(ケニア)が世界歴代6位の2時間16分28秒をマークして優勝した。

フィニッシュ後、地面にうつ伏せになって神に感謝する姿に喜びが表われていた。昨年のベルリンマラソンで、初マラソン世界歴代4位となる2時間18分00秒をマークしていたワンジル。ハーフを1時間8分14秒で通過すると、徐々にペースメーカーの前に出るようになる。「調子が良かったので30kmから一人で行こうと思いました」。35km以降は独走態勢を築いた。最後は「ホームストレートで、私が本当に一番で信じられなかった。とてもうれしいと感じました」。

「東京マラソンを走れてうれしい。日本は大好きなのでとてもうれしいです」。そう答えるワンジル。青森山田高に留学生として来日し、12年新潟インターハイ3000mでは当時国内国際高校最高となる8分51秒97で優勝し、高校駅伝でも5区区間賞を獲得するなど活躍。その後は日本の実業団にも所属していた。

優勝会見はすべて日本語で回答。「たくさんの応援が聞こえました。本当にありがとうございました!」と感謝を述べ、今後の目標は「次のマラソンは決まっていませんが、これから練習を頑張って、次もすごいタイムを出せるように頑張ります」。そして、「世界選手権の代表にもし選ばれたら、金メダルを目指します」と笑顔を見せた。

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅) ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、女子はローズマリー・ワンジル(ケニア)が世界歴代6位の2時間16分28秒をマークして優勝した。 フィニッシュ後、地面にうつ伏せになって神に感謝する姿に喜びが表われていた。昨年のベルリンマラソンで、初マラソン世界歴代4位となる2時間18分00秒をマークしていたワンジル。ハーフを1時間8分14秒で通過すると、徐々にペースメーカーの前に出るようになる。「調子が良かったので30kmから一人で行こうと思いました」。35km以降は独走態勢を築いた。最後は「ホームストレートで、私が本当に一番で信じられなかった。とてもうれしいと感じました」。 「東京マラソンを走れてうれしい。日本は大好きなのでとてもうれしいです」。そう答えるワンジル。青森山田高に留学生として来日し、12年新潟インターハイ3000mでは当時国内国際高校最高となる8分51秒97で優勝し、高校駅伝でも5区区間賞を獲得するなど活躍。その後は日本の実業団にも所属していた。 優勝会見はすべて日本語で回答。「たくさんの応援が聞こえました。本当にありがとうございました!」と感謝を述べ、今後の目標は「次のマラソンは決まっていませんが、これから練習を頑張って、次もすごいタイムを出せるように頑張ります」。そして、「世界選手権の代表にもし選ばれたら、金メダルを目指します」と笑顔を見せた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

ケガから復帰の駒大・佐藤圭汰「インパクトのある走りをしたい」青学大・太田に闘志燃やす 伊藤、山川との3年生トリオが充実

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 前回、3区区間2位の力走を見せたものの、青学大・太田蒼生(4年)との競り合いに敗れた佐藤圭 […]

NEWS 箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

2024.12.13

箱根駅伝V奪還狙う駒大 藤田敦史監督「100回大会の悔しさ晴らしたい」選手層に課題も手応えあり

第101回箱根駅伝に出場する駒大がオンラインで記者会見を開き、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、選手が登壇、報道陣の取材に応じた。 藤田監督は「前回は出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した状態で迎え、青山学院に負けて準優勝でした […]

NEWS 國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

2024.12.13

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇した。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した國學院大。多くのファン・学生が壮行会を見守り、その注目度の高さ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top