HOME 国内

2023.03.05

一山麻緒は涙の完走「長い42.195kmでした」応援受け出場決意/東京マラソン
一山麻緒は涙の完走「長い42.195kmでした」応援受け出場決意/東京マラソン

2023年東京マラソンで力走する一山麻緒

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅)

ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、東京五輪女子マラソン8位の一山麻緒(資生堂)は2時間31分52秒で14位のフィニッシュ。日本人7番手だった。

昨年12月に左肋骨を疲労骨折していたことを明かしていた一山。「痛みは今はない」ものの、マラソン練習については万全とはいかなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

10km付近で遅れ、そのまま浮上ならなかった。それでも完走できたのは「絶えず応援してくださったみなさんのお陰」と一山。レース後は涙を浮かべ、「東京に向けて応援してくださる方もいたので走らないという考えはなかった」と言う。

「長い42.195kmでした」と振り返るも、「MGCで優勝してパリ五輪を決めるんだという気持ちを持ち続けて走りました」。10月のパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では強い一山の姿が東京に戻ってくる。

◇東京マラソン2023(3月5日/東京都庁~東京駅) ワールドマラソンメジャーズの一つで、JMCシリーズG1の東京マラソン2023が行われ、東京五輪女子マラソン8位の一山麻緒(資生堂)は2時間31分52秒で14位のフィニッシュ。日本人7番手だった。 昨年12月に左肋骨を疲労骨折していたことを明かしていた一山。「痛みは今はない」ものの、マラソン練習については万全とはいかなかった。 10km付近で遅れ、そのまま浮上ならなかった。それでも完走できたのは「絶えず応援してくださったみなさんのお陰」と一山。レース後は涙を浮かべ、「東京に向けて応援してくださる方もいたので走らないという考えはなかった」と言う。 「長い42.195kmでした」と振り返るも、「MGCで優勝してパリ五輪を決めるんだという気持ちを持ち続けて走りました」。10月のパリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では強い一山の姿が東京に戻ってくる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

東京世界陸上がWAの定める「大会の持続可能性評価」で最高評価を獲得

12月18日、世界陸連(WA)は9月に開催された東京世界選手権が、WAの定める大会の持続可能性を評価する「Athletics for a Better World Standard」(ABW 基準)において、最高評価であ […]

NEWS 編集部コラム「42個目」

2025.12.19

編集部コラム「42個目」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

2025.12.19

男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]

NEWS ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

2025.12.19

ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。 男女ともに今季の東京世界選手権優勝 […]

NEWS 駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top