HOME 国内

2023.02.12

秦澄美鈴が走幅跳20年ぶり室内日本新連発!6m62&6m64でアジアの頂点に!/アジア室内
秦澄美鈴が走幅跳20年ぶり室内日本新連発!6m62&6m64でアジアの頂点に!/アジア室内

秦澄美鈴(シバタ工業/2022年オレゴン世界選手権)

◇アジア室内選手権(2月10~12日/アスタナ・カザフスタン)

アジア室内選手権の最終日が行われ、女子走幅跳でオレゴン世界選手権代表の秦澄美鈴(シバタ工業)が大ジャンプを連発。4回目に20年ぶり室内日本新記録となる6m62をマークすると、金メダルを決めた後の最終6回目に6m64とさらに記録を伸ばした。髙良彩花(筑波大)は6m14で7位だった。

秦は1回目から6m51と、昨年の日本選手権室内で出した自己ベスト6m53にあと2cmと迫る絶好の滑り出しを見せる。そして、2回目のファウルを挟み、3回目には自己新の6m54。花岡麻帆(Office24)が2003年に出した室内日本記録6m57にあと3㎝に肉薄した。

広告の下にコンテンツが続きます

そして、4回目に念願の「日本新」。昨年9月の全日本実業団対抗選手権で出した屋外ベストの6m67(日本歴代4位)にも近づく大ジャンプだった。さらに、その記録を2cm塗り替えて締めくくり、アジアの女王に君臨した。

昨年はワールドランキングのポイントを積み重ね、オレゴン世界選手権に出場。本番は自分の踏み切りができずに予選敗退となったが、世界の舞台で貴重な経験を積んだ。

今年最初の試合、しかも国際舞台で結果を残した秦は、これでワールドランキングでも大きなポイントを獲得。2大会連続の世界選手権出場に着実に近づいている。

もちろん、その先にはパリ五輪が見えているはずだ。

◇アジア室内選手権(2月10~12日/アスタナ・カザフスタン) アジア室内選手権の最終日が行われ、女子走幅跳でオレゴン世界選手権代表の秦澄美鈴(シバタ工業)が大ジャンプを連発。4回目に20年ぶり室内日本新記録となる6m62をマークすると、金メダルを決めた後の最終6回目に6m64とさらに記録を伸ばした。髙良彩花(筑波大)は6m14で7位だった。 秦は1回目から6m51と、昨年の日本選手権室内で出した自己ベスト6m53にあと2cmと迫る絶好の滑り出しを見せる。そして、2回目のファウルを挟み、3回目には自己新の6m54。花岡麻帆(Office24)が2003年に出した室内日本記録6m57にあと3㎝に肉薄した。 そして、4回目に念願の「日本新」。昨年9月の全日本実業団対抗選手権で出した屋外ベストの6m67(日本歴代4位)にも近づく大ジャンプだった。さらに、その記録を2cm塗り替えて締めくくり、アジアの女王に君臨した。 昨年はワールドランキングのポイントを積み重ね、オレゴン世界選手権に出場。本番は自分の踏み切りができずに予選敗退となったが、世界の舞台で貴重な経験を積んだ。 今年最初の試合、しかも国際舞台で結果を残した秦は、これでワールドランキングでも大きなポイントを獲得。2大会連続の世界選手権出場に着実に近づいている。 もちろん、その先にはパリ五輪が見えているはずだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top