HOME 国内、大学

2023.02.12

駒大・佐藤圭汰が3000m殊勲の銀メダル!アジア大会2冠のガルニと激闘で室内日本歴代6位7分56秒41/アジア室内
駒大・佐藤圭汰が3000m殊勲の銀メダル!アジア大会2冠のガルニと激闘で室内日本歴代6位7分56秒41/アジア室内

アジア室内男子3000mで銀メダルに輝いた佐藤圭汰(駒大)(2022年日本選手権5000m)

◇アジア室内選手権(2月10~12日/アスタナ・カザフスタン)

アジア室内選手権の最終日が行われ、男子3000mで駒大1年の佐藤圭汰が室内日本歴代6位の7分56秒41をマークして銀メダルに輝いた。東京五輪5000m代表の坂東悠汰(富士通)は8分00秒15で4位だった。

佐藤は序盤から積極的に前に出て、一時は後続を少しリードする展開に持ち込む。中盤からは2014年仁川アジア大会1500m、5000m2冠のモハメド・アル・ガルニ(カタール)と一騎打ち。ラスト1周のスパートで屈したが、初のシニア国際大会で堂々たるレースを見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

京都・洛南高では1500m、3000m、5000mの高校記録を樹立し、日本陸連ダイヤモンドアスリートに認定されている佐藤。駒大に入学後も、5月に5000mでU20日本記録の13分22秒91をマークしている。

その能力は駅伝シーズンでも発揮。10月の出雲駅伝は2区区間賞・区間新、11月の全日本大学駅伝では3区区間新(区間2位)とその能力を発揮し、チームの優勝に貢献。正月の箱根駅伝は直前の体調不良のため出場できなかったが、1ヵ月後の今大会でさらなる成長を示した。

◇アジア室内選手権(2月10~12日/アスタナ・カザフスタン) アジア室内選手権の最終日が行われ、男子3000mで駒大1年の佐藤圭汰が室内日本歴代6位の7分56秒41をマークして銀メダルに輝いた。東京五輪5000m代表の坂東悠汰(富士通)は8分00秒15で4位だった。 佐藤は序盤から積極的に前に出て、一時は後続を少しリードする展開に持ち込む。中盤からは2014年仁川アジア大会1500m、5000m2冠のモハメド・アル・ガルニ(カタール)と一騎打ち。ラスト1周のスパートで屈したが、初のシニア国際大会で堂々たるレースを見せた。 京都・洛南高では1500m、3000m、5000mの高校記録を樹立し、日本陸連ダイヤモンドアスリートに認定されている佐藤。駒大に入学後も、5月に5000mでU20日本記録の13分22秒91をマークしている。 その能力は駅伝シーズンでも発揮。10月の出雲駅伝は2区区間賞・区間新、11月の全日本大学駅伝では3区区間新(区間2位)とその能力を発揮し、チームの優勝に貢献。正月の箱根駅伝は直前の体調不良のため出場できなかったが、1ヵ月後の今大会でさらなる成長を示した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

NEWS 26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top