HOME 国内

2023.02.09

京産大元監督の卯野優氏が死去 やり投日本記録保持者の溝口和洋、世界陸上代表・吉田恵美可ら指導

京産大の元監督で現GMの卯野優氏が2月7日、脳腫瘍のため亡くなった。71歳だった。

1951年生まれの京都府出身。1974年に日体大を卒業し、その後指導者の道へ。京産大では投てきの指導で手腕を発揮。男子やり投の日本記録保持者・溝口和洋を指導し、4年時にはロサンゼルス五輪に導いている。

他にも2007年大阪世界選手権に出場した吉田恵美可ら、数々の選手を育てた。京都陸協や関西学連の強化コーチなども歴任している。

広告の下にコンテンツが続きます

現在は教え子である木村太一氏が同大の投てきコーチを務めている。体調を崩しながらも昨年12月の京都学生駅伝に顔を出すなど、最後まで現場に立ち続けた。

京産大を投てきの名門に押し上げた名指導者だった。

京産大の元監督で現GMの卯野優氏が2月7日、脳腫瘍のため亡くなった。71歳だった。 1951年生まれの京都府出身。1974年に日体大を卒業し、その後指導者の道へ。京産大では投てきの指導で手腕を発揮。男子やり投の日本記録保持者・溝口和洋を指導し、4年時にはロサンゼルス五輪に導いている。 他にも2007年大阪世界選手権に出場した吉田恵美可ら、数々の選手を育てた。京都陸協や関西学連の強化コーチなども歴任している。 現在は教え子である木村太一氏が同大の投てきコーチを務めている。体調を崩しながらも昨年12月の京都学生駅伝に顔を出すなど、最後まで現場に立ち続けた。 京産大を投てきの名門に押し上げた名指導者だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.07

【男子1500m】近藤潤(BEAT AC/中3)3分55秒44=中学歴代10位タイ

第3回亀岡陸協ナイター記録会が9月6日、京都府亀岡市の亀岡運動公園陸上競技場で行われ、男子1500mでは近藤潤(BEAT AC/中3)が中学歴代10位タイの3分55秒44をマークした。 これまでの自己ベストは、8月上旬の […]

NEWS 女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新

2025.09.07

女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新

9月6日に行われた愛知県高校新人対校大会名古屋南北支部予選南女子ハンマー投で、河戸咲希(名古屋大谷2)が55m56を放った。自身が7月のインターハイで出した高2歴代3位(54m56)を更新した。 河戸は1投目に53m67 […]

NEWS 七種競技アナ・ホール「表彰台の頂点に立ちたい」世界記録は「最も難しいものの一つ」/東京世界陸上

2025.09.06

七種競技アナ・ホール「表彰台の頂点に立ちたい」世界記録は「最も難しいものの一つ」/東京世界陸上

女子七種競技で世界歴代2位タイの7032点を持つアナ・ホール(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 早くから期待を集めてきたが、21年の東京五輪トライアルだった全米選手権で足首を痛めて途中棄権。 […]

NEWS 【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

2025.09.06

【女子棒高跳】大豆生田花音(樹徳高2)4m05=高校歴代6位タイ、高2歴代2位

第78回群馬県高校対抗大会が9月6日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で開幕し、女子棒高跳で大豆生田花音(樹徳2)が高校歴代6位タイ、高2歴代2位の4m05に成功して優勝した。 これまでの自己ベストは、3月下旬の群馬県室内 […]

NEWS 砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

2025.09.06

砲丸投ライアン・クルーザー 肘を痛め復活へ「逆境を乗り越えて誇りに思う」/東京世界陸上

男子砲丸投の世界記録保持者のライアン・クルーザー(米国)が9月6日、都内で練習を公開し、本誌の単独取材に応じた。 23m56の世界記録を持ち、五輪初の3連覇、世界選手権も2連覇中のクルーザー。だが、今季は肘のケガもあり、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top