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2023.01.05

ロンドン五輪代表・江里口匡史氏が大阪ガスの短距離コーチに就任「全力で選手をサポート」
ロンドン五輪代表・江里口匡史氏が大阪ガスの短距離コーチに就任「全力で選手をサポート」

2012年日本選手権100mで4連覇を飾った江里口(中央)

■江里口匡史コーチ コメント全文
「2023年1月より大阪ガス陸上競技部コーチに就任いたしました。歴史ある陸上競技部で選手たちをサポート出来る事を大変光栄に思います。オリンピック・世界陸上・ニューイヤー駅伝などの試合で活躍するだけでなく、社会へ貢献できる実業団選手の育成を目指したいと考えております。全力で選手をサポートしてまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します」

大阪ガスは、1月1日付でロンドン五輪100m・4×100mリレー代表の江里口匡史氏が短距離コーチに就任したと発表した。 江里口は熊本県出身で1988年生まれの34歳。熊本・鹿本高時代には国体100mで優勝。早大に進学すると、3年目の2009年に日本選手権で初優勝飾る。同大会の準決勝で10秒07(当時日本歴代4位)をマークした。同年のベルリン世界選手権に出場。100mは2次予選に進出。4×100mリレーでは4位に貢献した。 早大では日本インカレ100mで吉岡隆徳以来77年ぶりの4連覇。2011年に大阪ガスに入社し、朝原宣治コーチに師事した。12年は日本選手権を4連覇し、ロンドン五輪では100mは予選敗退に終わったものの、2走を務めた4×100mリレーでは4位に入った。 その後はケガのためトップフォームに戻らず、2018年6月で現役を引退。社業に従事していた。江里口は同社を通じ「オリンピック・世界陸上・ニューイヤー駅伝などの試合で活躍するだけでなく、社会に貢献できる実業団選手の育成を目指したい」とコメントしている。 2008年北京五輪以降、男子短距離界を牽引してきたかつての“エース”が、4年半ぶりに陸上界に戻ってくる。 大阪ガスの短距離ブロックにはオレゴン世界選手権代表の坂井隆一郎のほか、川上拓也、河内光起が所属。朝原氏は副部長を務め、小坂田淳氏が監督を務めている。 次ページ 江里口匡史コーチ コメント全文
■江里口匡史コーチ コメント全文 「2023年1月より大阪ガス陸上競技部コーチに就任いたしました。歴史ある陸上競技部で選手たちをサポート出来る事を大変光栄に思います。オリンピック・世界陸上・ニューイヤー駅伝などの試合で活躍するだけでなく、社会へ貢献できる実業団選手の育成を目指したいと考えております。全力で選手をサポートしてまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します」

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