◇第99回箱根駅伝(1月2、3日:東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km)
第99回箱根駅伝が行われた。4年生の中で1年時から“皆勤賞”となる4年連続出走は全部で12人になる。
駒大の大エースにしてオレゴン世界選手権代表の田澤廉は、1年時に3区区間新(区間3位)。2年時から今回まで2区を務め、前回は区間賞、今回も体調不良明けながら区間3位でまとめて総合Vと3冠に大きく貢献した。卒業後はトヨタ自動車で競技を続け、「今年はブダペスト世界選手権、そして来年のパリ五輪に10000mで狙う」と目標を語った。
東京国際大の丹所健とイェゴン・ヴィンセントも4年連続出走。丹所は1、2年時に1区を走り、前回は3区で区間賞と活躍した。ヴィンセントは1年時3区区間新、2年時には2区区間新、今回は4区区間新と3区間で区間記録保持者に。今回は11位でシード権を逃したが、ともに東京国際大を常連校へと押し上げた殊勲者だ。
早大の井川龍人と鈴木創士も4年連続で箱根を走った。今回10区区間賞の順大・西澤侑真も「令和のクインテット」でただ1人4回出走。創価大の葛西潤も皆勤賞だ。なお、創価大の嶋津雄大は休学していた時期があるため今年度は2回目の4年生として在学を選択。トータルで4回走った。
箱根路を湧かしてきた4年生たち。競技を続ける選手、引退する選手とさまざまだが、次のステージも大きく羽ばたくことだろう。
次ページ 4年生の箱根駅伝“皆勤賞”選手一覧
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
-
2025.12.06
-
2025.12.05
-
2025.12.05
-
2025.12.04
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]
2025.12.06
高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝
12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]
2025.12.06
全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝
12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025