◇第99回箱根駅伝(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第99回箱根駅伝が行われ、20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チーム、計210人の学生ランナーが新春の箱根路を駆け抜けた。出場した選手の出身高校別で集計すると、仙台育英高(宮城)が8人と最多となった。
エントリー時点で最多の12人が登録した仙台育英高出身者は、2区区間賞の吉居大和(中大3年)、弟で4区区間5位の駿恭(中大1年)が好走。1年生の堀颯介(明大)も6区区間8位と力走を見せた。
6人で並んだのが佐久長聖高(長野)と洛南高(京都)。佐久長聖高は鈴木芽吹(駒大3年)が4区で首位に立ち、チームの優勝に貢献したほか、創価大6区の濱野将基(4年)が区間4位、早大5区の伊藤大志(2年)が区間6位と山区間で健闘した。洛南高は中大の1区・溜池一太(1年)が4位と好スタートを切り、チーム27年ぶりの好成績を呼び込んだ。
上位を全国高校駅伝の常連校が占めるなか、5人エントリーしていた専大松戸高(千葉)からは全員が出走。法大1区の松永伶(3年)は区間3位と快走を見せている。
また、選手の出身地別では横浜市から最も多い5人が出走した。越前市(福井)、名古屋市、福岡市から4人が出場。また、1年生ながら7区区間6位の成績を収めた國學院大の上原琉翔が、沖縄県出身選手として5年ぶりの出場を果たした。
沖縄県出身選手として5年ぶりに箱根駅伝に出場した國學院大・上原琉翔[/caption]
◇第99回箱根駅伝(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)
第99回箱根駅伝が行われ、20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チーム、計210人の学生ランナーが新春の箱根路を駆け抜けた。出場した選手の出身高校別で集計すると、仙台育英高(宮城)が8人と最多となった。
エントリー時点で最多の12人が登録した仙台育英高出身者は、2区区間賞の吉居大和(中大3年)、弟で4区区間5位の駿恭(中大1年)が好走。1年生の堀颯介(明大)も6区区間8位と力走を見せた。
6人で並んだのが佐久長聖高(長野)と洛南高(京都)。佐久長聖高は鈴木芽吹(駒大3年)が4区で首位に立ち、チームの優勝に貢献したほか、創価大6区の濱野将基(4年)が区間4位、早大5区の伊藤大志(2年)が区間6位と山区間で健闘した。洛南高は中大の1区・溜池一太(1年)が4位と好スタートを切り、チーム27年ぶりの好成績を呼び込んだ。
上位を全国高校駅伝の常連校が占めるなか、5人エントリーしていた専大松戸高(千葉)からは全員が出走。法大1区の松永伶(3年)は区間3位と快走を見せている。
また、選手の出身地別では横浜市から最も多い5人が出走した。越前市(福井)、名古屋市、福岡市から4人が出場。また、1年生ながら7区区間6位の成績を収めた國學院大の上原琉翔が、沖縄県出身選手として5年ぶりの出場を果たした。
次は2023箱根駅伝出場選手出身校&出身地ランキング
[caption id="attachment_90565" align="alignnone" width="800"]
沖縄県出身選手として5年ぶりに箱根駅伝に出場した國學院大・上原琉翔[/caption]
■出場選手出身高ランキング(3人以上)
8人 仙台育英(宮城)
6人 佐久長聖(長野)、洛南(京都)
5人 専大松戸(千葉)、八千代松陰(千葉)、世羅(広島)、鳥栖工(佐賀)
4人 水城(茨城)、豊川(愛知)、須磨学園(兵庫)、倉敷(岡山)、大牟田(福岡)
3人 学法石川(福島)、東洋大牛久(茨城)、東農大二(群馬)、敦賀気比(福井)、松浦(長崎)、九州学院(熊本)、鹿児島実(鹿児島)
■出場選手出身都道府県ランキング(5人以上)
16人 千葉
13人 福岡
12人 埼玉、愛知
10人 神奈川
9人 静岡
7人 兵庫
6人 茨城、群馬、新潟、福井、滋賀、岡山、長崎、熊本
5人 福島、東京、広島、山口、愛媛、鹿児島
※ケニア 7人
■出場選手出身市町村ランキング(3人以上)
5人 神奈川県横浜市
4人 福井県越前市、愛知県名古屋市、福岡県福岡市
3人 宮城県仙台市、千葉県松戸市、千葉県我孫子市、神奈川県横須賀市、愛知県田原市、岡山県倉敷市 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.19
世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩
-
2025.12.19
-
2025.12.19
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.19
世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩
東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]
2025.12.19
箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]
2025.12.19
箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]
2025.12.19
箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]
2025.12.19
予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子
男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳