◇第99回箱根駅伝(1月2、3日:東京・大手町←→神奈川・箱根町/10区間217.1km)
第99回箱根駅伝が行われた。出雲駅伝、全日本大学駅伝と2位に入った國學院大は4位でフィニッシュ。往路も4位で終え、復路では早大と激しい3位争いを展開する。その後は団子状態となった3位争いの中で一時は7位まで順位を下げた。
それでもアンカーの佐藤快成(2年)が区間4位の力走で4位まで押し上げた。10区間でふたケタ順位が4つと「波もできた」と前田康弘監督。主将の中西大翔(4年)も使えず、「使えないとわかってからも、チームのことを考えて凜としてミーティングに参加してくれました」。31日には一緒に涙したという。
これまでチームを牽引してくれた主将に「みんなメダルをプレゼントしたかったと思う。悔しい4位」と目を潤ませた。
東洋大は10位に入って18年連続シードを文字通り死守。往路で出遅れ、一時は19番目を走った。それでも往路は5区・主将の前田義弘(4年)が区間5位と力走して11位で終えると、復路も8区・木本大地(4年)が区間賞など、4年生が力を見せてじわじわと追い上げる。
9区の梅崎蓮(2年)も区間4位と好走し、100回目の箱根駅伝出場権をもぎ取ったのは鉄紺の意地だ。酒井俊幸監督は「2区では初めて最後尾を走りました。悔しさを味わったので、ここからです」と巻き返しを図る。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム
KIPRUNは4月上旬、フランス・パリで発表会を行い、新たなブランドロゴを発表するとともに、今後日本国内でも発売を予定している新モデルシューズを発表した。 競歩世界チャンピオンも愛用したシューズ 2021年にブランド初の […]
2025.05.01
セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら
日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)