HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.11.21

箱根駅伝・関東学生連合チームがお披露目!中央学大・川崎勇二監督は「予選会の成績を重視する」と明言
箱根駅伝・関東学生連合チームがお披露目!中央学大・川崎勇二監督は「予選会の成績を重視する」と明言

第99回箱根駅伝にオープン出場として編成された関東学生連合チームの合同取材が11月20日に国立競技場で行われた。

連合チームは10月15日に行われた予選会で敗退した大学のうち、外国籍選手を除く個人成績上位で箱根駅伝に出場経験のない選手の中から選考・編成。スタッフは連合チーム入りした大学の予選会上位から選考されている。

広告の下にコンテンツが続きます

今回の連合チームを率いるのは予選会12位だった中央学大の川崎勇二監督。これまで全体で集まる機会はなく、これが初のお披露目だった。選手間では毎週オンラインでのミーティングを行って絆を深めており、スタッフを含めた全体ミーティングも一度だけ実施したという。

今後の区間決めについて川崎監督は「(10月の)予選会の成績を重視する」と明言。「明日(11月21日)までにそれぞれの希望区間を提出するよう伝えているので、それを見て区間配置やどんなレースにしていくかを決めていきます」と説明した。

チームの主将を務めるのは育英大の新田颯(4年)。予選会では連合チーム内トップの成績を残しており、本戦では1区を希望している。予選会2番手の流経大の長谷川瑠(2年)は3区、同日行われた10000m記録挑戦競技会で8組4着だった予選会3番手の橋本章央(芝浦工大3)が山上りの5区を志願。このあたりの予選会上位選手は希望通りの区間に配置される見込みだ。

今後は感染症対策等を鑑み、合宿や全員が集まっての練習会は実施しない方針だという。「それぞれの大学で強化を進めてもらい、オンラインでのミーティングを重ねながらチームを作っていきます」(川崎監督)。

前回大会ではシードライン(10位)まで1分39秒と迫る14位相当と健闘した学生連合チームが、今回も年明けの箱根路で存在感を発揮しそうだ。

関東学生連合のメンバー発表!育英大・新田颯ら予選会上位選手がメンバー入り 東大大学院・古川大晃は2年連続選出/箱根駅伝

第99回箱根駅伝にオープン出場として編成された関東学生連合チームの合同取材が11月20日に国立競技場で行われた。 連合チームは10月15日に行われた予選会で敗退した大学のうち、外国籍選手を除く個人成績上位で箱根駅伝に出場経験のない選手の中から選考・編成。スタッフは連合チーム入りした大学の予選会上位から選考されている。 今回の連合チームを率いるのは予選会12位だった中央学大の川崎勇二監督。これまで全体で集まる機会はなく、これが初のお披露目だった。選手間では毎週オンラインでのミーティングを行って絆を深めており、スタッフを含めた全体ミーティングも一度だけ実施したという。 今後の区間決めについて川崎監督は「(10月の)予選会の成績を重視する」と明言。「明日(11月21日)までにそれぞれの希望区間を提出するよう伝えているので、それを見て区間配置やどんなレースにしていくかを決めていきます」と説明した。 チームの主将を務めるのは育英大の新田颯(4年)。予選会では連合チーム内トップの成績を残しており、本戦では1区を希望している。予選会2番手の流経大の長谷川瑠(2年)は3区、同日行われた10000m記録挑戦競技会で8組4着だった予選会3番手の橋本章央(芝浦工大3)が山上りの5区を志願。このあたりの予選会上位選手は希望通りの区間に配置される見込みだ。 今後は感染症対策等を鑑み、合宿や全員が集まっての練習会は実施しない方針だという。「それぞれの大学で強化を進めてもらい、オンラインでのミーティングを重ねながらチームを作っていきます」(川崎監督)。 前回大会ではシードライン(10位)まで1分39秒と迫る14位相当と健闘した学生連合チームが、今回も年明けの箱根路で存在感を発揮しそうだ。 https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/83896

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.03

キプルトとムティソが同タイム決着 女子はオビリが大会新V/ニューヨークシティマラソン

11月2日、ニューヨークシティマラソンが米国で行われ、男子はB.キプルト(ケニア)が2時間8分09秒で、女子はH.オビリ(ケニア)が2時間19分51秒の大会新記録で優勝を飾った。 女子優勝のオビリはパリ五輪銅メダルの35 […]

NEWS 浜松市立が2区以降独走し3年連続優勝 男子は中盤で逆転した浜松日体が3連覇/静岡県高校駅伝

2025.11.03

浜松市立が2区以降独走し3年連続優勝 男子は中盤で逆転した浜松日体が3連覇/静岡県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた静岡県高校駅伝が11月2日、袋井市の小笠山総合運動公園内周回コースにて行われた。女子(5区間21.0975Km)は浜松市立が1時間12分18秒で3年連続4回目の頂点に立った。男子(7区間42. […]

NEWS 三菱重工「攻め」と「耐える」で8年ぶり九州制覇!ニューイヤー初制覇へ弾み ルーキー・小林大晟「貢献したい」/九州実業団駅伝

2025.11.03

三菱重工「攻め」と「耐える」で8年ぶり九州制覇!ニューイヤー初制覇へ弾み ルーキー・小林大晟「貢献したい」/九州実業団駅伝

◇第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯中央病院陸上競技場~佐伯市屋内運動広場特設コース:7区間89.3km) ニューイヤー駅伝の出場権を懸けた第62回九州実業団毎日駅伝が行われ、三菱重工が4時間19分06秒 […]

NEWS ライルズがハリケーン被害のジャマイカへ救援物資 元世界記録保持者・パウエルに届ける

2025.11.03

ライルズがハリケーン被害のジャマイカへ救援物資 元世界記録保持者・パウエルに届ける

10月下旬にカリブ海で発生したハリケーン「メリッサ」は、ジャマイカの沿岸部に大きな被害をもたらした。この災害を受け、男子200mで世界選手権4連覇中のノア・ライルズ(米国)は、自身が設立した基金団体を通じて支援金を寄付し […]

NEWS 3区で首位浮上の宇部鴻城がトップを死守し33年ぶり都大路 女子は西京が大会新の1時間9分30秒で9連覇/山口県高校駅伝

2025.11.03

3区で首位浮上の宇部鴻城がトップを死守し33年ぶり都大路 女子は西京が大会新の1時間9分30秒で9連覇/山口県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた山口県高校駅伝が11月2日、山口市のきらら博記念公園特設高校駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)は宇部鴻城が2時間11分36秒で33年ぶり2度目の優勝を果たし、西京の連覇を32で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top