2022.11.13
◇第61回中国実業団対抗駅伝(広島・7区間80.8km)
来年元日の第67回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の出場権を懸けた第61回中国実業団対抗駅伝は11月13日、広島県世羅町のせら文化センターを発着点とする7区間80.8kmで行われ、中国電力が4時間0分20秒で8年ぶりの優勝を果たした。
全日本で2度の優勝を誇る中国電力はベテランの岡本直己を1区に起用。トップと17秒差の3位でスタートを切り、2区で2位に浮上した。3区で順位を落としたものの、4区の池田勘汰が区間賞の走りでトップの中電工に6秒差にまで肉薄。ルーキーの三上雄太は中電工を逆転し、一気に突き放して区間賞を獲得した。エース区間の6区ではトップでタスキを受けた菊地駿弥が56分20秒と快走。3区間連続の区間賞で2位の中電工を引き離した。大量リードに守られたアンカーの兼実省伍も区間2位でまとめ、2014年以来の中国大会優勝を飾った。
連覇を目指した中電工が4時間2分15秒で2位。6区で順位を上げたマツダが3位に入り、4位のJFEスチールまでが全日本大会への出場権を獲得した。
■第61回 中国実業団対抗駅伝 結果
●総合成績
1位 中国電力 4.00.20
2位 中電工 4.02.15
3位 マツダ 4.02.45
4位 JFEスチール 4.05.26
===以上、全日本大会出場===
5位 武田薬品 4.21.19
6位 ホシザキ 4.28.13
7位 トップギア 4.31.27
8位 大竹クラブ(OP)4.33.37
9位 島崎茶園駅伝競走クラブ 4.37.49
10位 広島市民アスリートクラブ 4.44.39
11位 広島市役所 4.44.40
12位 自衛隊米子 4.48.24
●区間賞
1区(12.5km) 相葉直紀(中電工) 37.28
2区( 7.2km) A.クルガト(中電工) 19.17
3区(11.6km) 東 優汰(中電工) 35.52
4区( 9.0km) 池田勘太(中国電力) 25.59
5区( 9.0km) 三上雄太(中国電力) 27.32
6区(19.0km) 菊地駿弥(中国電力) 56.20
7区(12.5km) 向 晃平(マツダ) 37.10
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール
有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]
2025.12.08
U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加
ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]
2025.12.08
富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出
日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]
2025.12.08
2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表
12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025