◇第77回栃木国体(10月6~10日/宇都宮市・カンセキスタジアムとちぎ)1日目
3年ぶりの開催となった国体が栃木県宇都宮市で開かれ、1日目に行われた少年男子B走幅跳は、栁田聖大(群馬・東農大二1)が7m13(+1.8)で優勝した。
「素直にうれしいですが、自己ベストが出なかったので」と、7m24の自己記録を更新できずに悔しがる。長兄の大輝(現・東洋大)は2019年の茨城国体で同じB走幅跳に出て7m48をマークして優勝。兄に続いての国体Vを喜びつつ、「兄に比べるとそれほどでもないです」と笑う。
「課題」だという1回目で6m45(±0)にとどまったが、2回目に7m01(+1.1)とマーク。「少しずつ修正できた」といい、5回目に優勝記録をマークした。助走の出だしやスピードが上がったのが跳躍に生かせました」と振り返る。
300mハードルに出場する次兄の聖人(東農大二高3)と3兄弟で出場。試合中に聖人の予選があり、「少し気にしていました」。3人とも宿舎も同じで「お昼ご飯を一緒に買いに行ったり部屋で話したりしています」。普段は「一般的なお兄ちゃんです」と言うが、競技となれば「一番上は大一番でベストを出す。二番目は努力型。尊敬しています」と言う。
夢は「3人同時に世界大会に行けたらいい形です」と言う。その前にまずは「U16大会でベストを更新したいです」と話した。兄と組むリレーにも出場する可能性もあり、栁田家で何点を群馬に持ち帰るだろうか。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.30
名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]
2025.12.30
2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
