関東学連は3日、第99回箱根駅伝の予選会(10月15日)に出場する大学と登録選手を発表した。
上位候補の東海大は、前回の箱根駅伝7区の越陽汰(2年)と同9区8位の竹村拓真(4年)、10000m28分21秒80の松尾昂来(3年)が外れたものの、エースの石原翔太郎(3年)や箱根5区で区間2位と好走した吉田響(2年)が順当にメンバー入り。3年ぶりの予選会となる早大は主軸の井川龍人(4年)、鈴木創士(4年)、菖蒲敦司(3年)、石塚陽士(2年)、伊藤大志(2年)のほか、間瀬田純平、山口智規ら1年生もエントリー入りした。
継続中では最多74年連続出場中の日体大は絶対的エースの藤本珠輝(4年)がエントリー外。6月の全日本大学駅伝選考会1位通過の神奈川大は、前回1区だった主力の巻田理空(3年)が外れたものの、それ以外の主力は順当に名を連ねた。
前回出場を逃した日大は10000m28分21秒52を持つ松岡竜矢(4年)がエントリー外。拓大は2年時に個人トップの快走を見せているジョセフ・ラジニ(4年)を軸に2年ぶり返り咲きを狙う。
また、近年はアフリカ出身の留学生を迎える大学が急増しており、今大会は15校が留学生を登録した。
箱根駅伝予選会には前回から2チーム増の43校が出場。各校10人から14人が登録され、12人まで出走。上位10人の合計タイムによって上位10チームが本戦出場権を得る。
昨年までの2年間は新型コロナウイルス感染症対策として陸上自衛隊立川駐屯地のみで行われていたが、今年は3年前までと同じく駐屯地から立川市街地を経て国営昭和記念公園でフィニッシュするコースで実施される。
ただし、関東学連は「出場チームの大学関係者やOB・OG、保護者、地域の皆さまは、応援のための外出をお控えいただき、沿道および国営昭和記念公園での応援行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と発表している。
■有力校のエントリー一覧
・東海大
宇留田竜希(4年)
金澤有真(4年)
川上勇士(4年)
佐藤俊輔(4年)
杉本将太(4年)
松崎咲人(4年)
石原翔太郎(3年)
入田優希(3年)
神薗竜馬(3年)
吉田 響(2年)
鈴木天智(1年)
竹割 真(1年)
中井陸人(1年)
湯野川創(1年)
・神奈川大
有村祐亮(4年)
鈴木玲央(4年)
山﨑諒介(4年)
宇津野篤(3年)
大泉真尋(3年)
尾方馨斗(3年)
小林篤貴(3年)
小林政澄(3年)
佐々木亮輔(3年)
石口大地(2年)
中原優人(2年)
酒井健成(1年)
宮本陽叶(1年)
山田基貴(1年)
・早大
井川龍人(4年)
鈴木創士(4年)
安田博登(4年)
北村 光(3年)
佐藤航希(3年)
菖蒲敦司(3年)
辻 文哉(3年)
石塚陽士(2年)
伊藤大志(2年)
伊福陽太(2年)
菅野雄太(2年)
諸冨 湧(2年)
間瀬田純平(1年)
山口智規(1年)
・明大
漆畑瑠人(4年)
小澤大輝(4年)
加藤大誠(4年)
櫛田佳希(4年)
下條乃將(4年)
富田峻平(4年)
城戸洸輝(3年)
児玉真輝(3年)
杉彩文海(3年)
甲斐涼介(2年)
新谷紘ノ介(2年)
鈴木祐太(2年)
室田安寿(1年)
森下翔太(1年)

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.22
米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す
-
2025.10.21
-
2025.10.21
-
2025.10.21
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.10.19
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.22
高校駅伝都道府県大会が第2週目突入!明日23日の福島から9県で開催 宮城、千葉らハイレベルの熱戦
10月に入って全国高校駅伝(12月21日/京都)出場を懸けた高校駅伝都道府県大会が行われている。 今週は週末にかけて、東北、関東を中心に9県で開催される。 23日には福島県大会が行われ、学法石川を中心にハイレベルの争いと […]
2025.10.22
関西実業団対抗駅伝に住友電工・遠藤日向、SGホールディングス・近藤幸太郎、NTT西日本・服部弾馬らがエントリー!
来年元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねた第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山)のエントリーが、10月22日に関西実業団連盟から発表された。 前回と同じ13チームがエントリー。各チ […]
2025.10.22
米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す
米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]
2025.10.21
【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号
世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]
2025.10.21
東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」
公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望