HOME 海外

2022.10.03

男女ともにWMM初タイトル キプルト2時間4分39秒 イェフアラウ2時間17分26秒/ロンドン・マラソン
男女ともにWMM初タイトル  キプルト2時間4分39秒 イェフアラウ2時間17分26秒/ロンドン・マラソン


英国・ロンドンで10月2日、ロンドン・マラソンが行われ、男子はA.キプルト(ケニア)が2時間4分39秒で、女子はY.イェフアラウ(エチオピア)が2時間17分26秒で優勝した。ともにワールドマラソンメジャーズ(WMM)で初のタイトル獲得だった。

30歳のキプルトは19年ドーハ世界選手権の銅メダリストで、今年の東京マラソンでは2位に入っている。男子2位はL.ゲブレシラシェ(エチオピア)が2時間5分12秒、3位には東京五輪、オレゴン世界選手権でいずれも銅メダリストのB.アブディ(ベルギー)が2時間5分19秒で続いた。世界歴代2位の記録(2時間1分41秒)を持つ40歳のK.ベケレ(エチオピア)は2時間5分53秒で5位。日本勢では二岡康平(中電工)の11位(2時間14分18秒)が最高だった。

イェフアラウは現在23歳で、大会史上最年少優勝。残り10km付近で転倒があったものの、その影響も感じさせず、ラスト5kmで他の選手を引き離した。4月のハスパ・マラソン(ドイツ・ハンブルク)では世界歴代8位、初マラソン世界最高記録の2時間17分23秒をマークしている。前回優勝のJ.ジェプコスゲイ(ケニア)は2時間18分07秒で2位。A.メゲルツ(エチオピア)が2時間18分32秒で3位となった。9位には細田あい(エディオン)が日本歴代8位の2時間21分42秒で入っている。

広告の下にコンテンツが続きます
英国・ロンドンで10月2日、ロンドン・マラソンが行われ、男子はA.キプルト(ケニア)が2時間4分39秒で、女子はY.イェフアラウ(エチオピア)が2時間17分26秒で優勝した。ともにワールドマラソンメジャーズ(WMM)で初のタイトル獲得だった。 30歳のキプルトは19年ドーハ世界選手権の銅メダリストで、今年の東京マラソンでは2位に入っている。男子2位はL.ゲブレシラシェ(エチオピア)が2時間5分12秒、3位には東京五輪、オレゴン世界選手権でいずれも銅メダリストのB.アブディ(ベルギー)が2時間5分19秒で続いた。世界歴代2位の記録(2時間1分41秒)を持つ40歳のK.ベケレ(エチオピア)は2時間5分53秒で5位。日本勢では二岡康平(中電工)の11位(2時間14分18秒)が最高だった。 イェフアラウは現在23歳で、大会史上最年少優勝。残り10km付近で転倒があったものの、その影響も感じさせず、ラスト5kmで他の選手を引き離した。4月のハスパ・マラソン(ドイツ・ハンブルク)では世界歴代8位、初マラソン世界最高記録の2時間17分23秒をマークしている。前回優勝のJ.ジェプコスゲイ(ケニア)は2時間18分07秒で2位。A.メゲルツ(エチオピア)が2時間18分32秒で3位となった。9位には細田あい(エディオン)が日本歴代8位の2時間21分42秒で入っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

女子1500m・キピエゴンが先頭譲らず史上初の3連覇! ハンマー投・カツバーグが84m70でV2/世界陸上Day4

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、女子1500m決勝ではフェイス・キピエゴン(ケニア)が3分52秒15で同種目史上初の3連覇を果たした。 これぞ女王 […]

NEWS 110mH5位の村竹ラシッド 人生懸けて過ごした1年「何が足りなかったんだろう」/東京世界陸上

2025.09.17

110mH5位の村竹ラシッド 人生懸けて過ごした1年「何が足りなかったんだろう」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。昨年のパリ五輪(5位) […]

NEWS 入場者数が30万人突破!! 平日夜でも約4万人が歓声送る/東京世界陸上

2025.09.17

入場者数が30万人突破!! 平日夜でも約4万人が歓声送る/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京2025世界陸上財団は9月16日、東京世界陸上の4日目(DAY4)までの総入場者数が30万人を突破したことを発表した。 世界陸上は大会初日、2日目とイブニングセ […]

NEWS 足の痛みに耐えた赤松諒一 2大会連続8位タイも「2m28は絶対に跳べると思っていた」/東京世界陸上

2025.09.17

足の痛みに耐えた赤松諒一 2大会連続8位タイも「2m28は絶対に跳べると思っていた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝に出場した赤松諒一(SEIBU PRINCE)が2m24を跳び、8位入賞を果たした。 前回のブダペス […]

NEWS 走高跳・瀬古優斗10位 初出場で入賞逃す悔しさを感じつつ「夢の舞台を経験して最高」/東京世界陸上

2025.09.17

走高跳・瀬古優斗10位 初出場で入賞逃す悔しさを感じつつ「夢の舞台を経験して最高」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝に出場した瀬古優斗(FAAS)が2m20で10位だった。 入賞を逃し、満足はしていない。だが、世界 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top