2022.09.24
◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目
全日本実業団対抗選手権2日目に行われた女子10000m競歩は藤井菜々子(エディオン)が45分44秒91で優勝を飾った。
オレゴン世界選手権20km競歩で6位入賞の藤井にとって、2019年7月以来、3年ぶりの10000m競歩。収穫を聞かれ「やっぱりトラックは苦手でロードが好き」と笑う。
スタートしてすぐに同じく日本代表の岡田久美子(富士通)と2人で飛び出す。「4分30秒前後で行こう」とレース前に話していたという。藤井は岡田の後ろにつくかたちで進めすると、6500mで「少しペースが落ちてきたので戻そう」と前に出た。
2人とも「暑かった」と話すように高温と日差しに何度も給水をとっていたように苦しむ。岡田とやや差が開き、藤井が最後は50mほど差をつけて勝ちきった。
「7、8割くらい」の状態という藤井。世界選手権以降は「しばらく休養して9月に入ってからスピード練習」を始めたという。ブダペスト世界選手権の20kmの参加標準記録は突破しているが、日本陸連が定める派遣設定記録が1時間28分30秒は未達成。まずは「(2月の)神戸(日本選手権)に向けて気長にやっていきたい」と調整していく。
2位の岡田は「万全ではなかった」と言い、「今年ラストレース。振り返って今後につなげたい」と語る。「競歩で30歳以降に活躍する選手は少ないので自分が第一人者になれるように。すべての大会に万全というのは年齢的に難しくなる。33歳で迎えるパリ五輪を大事に」と、2年後に照準を合わせていく。
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オレゴン世界選手権20km競歩で6位入賞の藤井にとって、2019年7月以来、3年ぶりの10000m競歩。収穫を聞かれ「やっぱりトラックは苦手でロードが好き」と笑う。
スタートしてすぐに同じく日本代表の岡田久美子(富士通)と2人で飛び出す。「4分30秒前後で行こう」とレース前に話していたという。藤井は岡田の後ろにつくかたちで進めすると、6500mで「少しペースが落ちてきたので戻そう」と前に出た。
2人とも「暑かった」と話すように高温と日差しに何度も給水をとっていたように苦しむ。岡田とやや差が開き、藤井が最後は50mほど差をつけて勝ちきった。
「7、8割くらい」の状態という藤井。世界選手権以降は「しばらく休養して9月に入ってからスピード練習」を始めたという。ブダペスト世界選手権の20kmの参加標準記録は突破しているが、日本陸連が定める派遣設定記録が1時間28分30秒は未達成。まずは「(2月の)神戸(日本選手権)に向けて気長にやっていきたい」と調整していく。
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