HOME 国内、大学

2022.09.09

村竹ラシッド予選は流して13秒56!スタート改善「勝つことを前提に」/日本IC
村竹ラシッド予選は流して13秒56!スタート改善「勝つことを前提に」/日本IC

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)1日目

広告の下にコンテンツが続きます

学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの1日目が行われ、男子110mハードルにオレゴン世界選手権代表の村竹ラシッド(順大)が出場した。

この日は予選1本。村竹はスタートから一気に飛び出すと、他を寄せ付けず10台目を越えてからは流してトップ通過を果たす。記録は13秒56(-0.5)と全体トップだった。

オレゴン世界選手権は予選敗退。帰国後は福井でレースに臨んだが、その際は疲労もあって「股関節に張りがあって抜き脚にキレがなかった」。それ以降は疲労を抜きつつしっかり調整。特に「スタートからの7歩でまっすぐに力を伝えるように」するなど、走りを改善してきた。

今回は「予選だったのでタイムは意識していませんでしたが、動きはそこそこ良かった」と及第点。明日の準決勝、決勝に向けて「まずは勝つのが前提」と話しつつ、「準決勝で(ブダペスト世界選手権の)参加標準記録(13秒28)を出せれば。焦りはないです」と言う。

広告の下にコンテンツが続きます

世界を経験した学生ハードラーが、まずは2年ぶりVを果たすつもりだ。

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)1日目 学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの1日目が行われ、男子110mハードルにオレゴン世界選手権代表の村竹ラシッド(順大)が出場した。 この日は予選1本。村竹はスタートから一気に飛び出すと、他を寄せ付けず10台目を越えてからは流してトップ通過を果たす。記録は13秒56(-0.5)と全体トップだった。 オレゴン世界選手権は予選敗退。帰国後は福井でレースに臨んだが、その際は疲労もあって「股関節に張りがあって抜き脚にキレがなかった」。それ以降は疲労を抜きつつしっかり調整。特に「スタートからの7歩でまっすぐに力を伝えるように」するなど、走りを改善してきた。 今回は「予選だったのでタイムは意識していませんでしたが、動きはそこそこ良かった」と及第点。明日の準決勝、決勝に向けて「まずは勝つのが前提」と話しつつ、「準決勝で(ブダペスト世界選手権の)参加標準記録(13秒28)を出せれば。焦りはないです」と言う。 世界を経験した学生ハードラーが、まずは2年ぶりVを果たすつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第44回「習ったなら実践を繰り返し慣れろ」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第44回「習ったなら実践を繰り返し慣れろ」 4月を振り返ると、前半は水彩画の技法のように、薄く […]

NEWS ホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日決定! 北見、網走、士別、深川、千歳で全5戦

2024.04.30

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日決定! 北見、網走、士別、深川、千歳で全5戦

日本陸連は4月30日、北海道各地で開催されるホクレン・ディスタンスチャレンジ2024の開催日と実施種目を発表した。 7月6日の北見大会を皮切りに各地を転戦し、網走大会(7月10日)、士別大会(7月13日)、深川大会(7月 […]

NEWS 君嶋愛梨沙がケガのため世界リレーの出場辞退 代表の追加招集はなし

2024.04.30

君嶋愛梨沙がケガのため世界リレーの出場辞退 代表の追加招集はなし

日本陸連は4月30日、ナッソー2024世界リレー(5月4日~5日)の女子4×100mリレー代表に選出されていた君嶋愛梨沙(土木管理総合)が、ケガのため出場を辞退することを発表した。 君嶋は昨年の日本選手権では100m、2 […]

NEWS 5000mは中大・吉居駿恭が優勝!自己記録に迫る13分24秒06「最低限の結果」/織田記念

2024.04.30

5000mは中大・吉居駿恭が優勝!自己記録に迫る13分24秒06「最低限の結果」/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子5000mは中大3年の吉居駿恭(中大)が制した。 広告の下にコンテンツが続きます 最終種目で大学生ラン […]

NEWS 男子三段跳・安立雄斗が2年ぶり自身新の16m46で地元V 3000m障害・三浦龍司は大会新で制す/織田記念

2024.04.30

男子三段跳・安立雄斗が2年ぶり自身新の16m46で地元V 3000m障害・三浦龍司は大会新で制す/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリG1の織田記念が行われた。ほぼ終日、冷たい雨の降る天候となったが、パリ五輪を目指す選手がまずまずのパフォーマンスを発揮する見ごたえのある大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top