慶應義塾体育会競走部は8月22日、「慶應箱根駅伝プロジェクト」のクラウドファンディングをスタートさせた。
同部は箱根駅伝の第1回大会に出場した4校のうちの1校で、出場30回、総合優勝1回という輝かしい伝統を誇る古豪。しかし、近年は1994年の第70回大会出場を最後に予選会を突破することができずにいる。創部100周年を迎えた2017年4月より「慶應箱根駅伝プロジェクト」を始動して強化に取り組み、スポーツ推薦制度がない中でも選手は着実に力をつけているものの、昨年の予選会は総合19位と涙をのんだ。同部では、今回さらに強化を進めて箱根駅伝復帰を目指すための資金づくりとしてクラウドファンディング実施に踏み切った。
慶大はこれまで大学関係者や競走部卒業生などの寄付金、企業からの寄付金や共同研究費で活動費をまかなっていたが、さらに支援の輪を広げ、合宿・遠征費のほか、コーチの人件費、トレーナー費用、移動用車両リースなどの補助に当てるのが狙い。リターンとして競走部のグッズや、練習見学会、保科光作ヘッドコーチによるランニングセミナーへの招待などが設定されている。
クラウドファンディングの第1目標は「500万円」で、第2目標は「1000万円」、第3目標は「3000万円」。支援募集期限は9月30日(金)午後11時まで。目標金額達成の有無に関わらず実行者が支援金を受け取るAll in方式になっている。
クラウドファンディング募集ページはこちら

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
2025.04.17
駅伝王者に復権した旭化成 選手たちがパフォーマンスを最大限に発揮できた要因とは?
-
2025.04.19
-
2025.04.17
-
2025.04.20
-
2025.04.16
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.04.01
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.22
愛知製鋼にケニア出身の24歳サイモン・ガサ・ムンガイが加入
愛知製鋼は4月22日、サイモン・ガサ・ムンガイが新たに加入したとチームのSNSで発表した。 ケニア・マウセカンダリ高出身の24歳。ケニアでは昨年12月のケニアクロスカントリーシリーズ第6戦の10kmシニア男子で5位(32 […]
2025.04.22
東京世界陸上が朝日新聞社とスポンサー契約締結 報道、スポーツ支援の実績で貢献目指す
公益財団法人東京2025世界陸上財団は4月22日、朝日新聞社とスポンサー契約を締結したことを発表した。 朝日新聞社は1879年1月25日に創刊。以来、全国紙として国内外のさまざまなニュース、情報を発信してきたほか、スポー […]
2025.04.22
M&Aベストパートナーズがお披露目会!4月から選手10人で本格始動 神野大地「一枚岩になって戦っていく」
株式会社M&Aベストパートナーズは4月21日、東京都内で同社の陸上部「MABPマーヴェリック」のお披露目会を開いた。 チームは2023年12月に発足。プロランナーとして活動する青学大OBの神野大地をプレイングマネージャー […]
2025.04.21
男子4×100mR代表にサニブラウン、鵜澤飛羽、西岡尚輝らが選出! 9月の世界陸上につながる一戦/世界リレー
日本陸連は4月21日、来月行われる世界リレーの代表メンバーを発表した。 大会は男女の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合の4×400mリレーの5種目を実施。日本からは男子4×100mリレーのみを派遣する […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)