HOME ニュース、海外

2022.07.19

「王者」バルシム走高跳2m37で貫禄の3連覇!!V決定まで失敗ゼロの完璧シリーズ/世界陸上
「王者」バルシム走高跳2m37で貫禄の3連覇!!V決定まで失敗ゼロの完璧シリーズ/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目

オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた男子走高跳決勝。大会2連覇中、昨年の東京五輪でも金メダルを手にしたムタズ・エッサ・バルシム(カタール)が2m37で貫録の優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

まさに「王者」としての実力を示す圧倒的なシリーズだった。最初の高さ2m19をただ1人パス。2m24から跳び始めると、2m27、2m30、2m33、2m35へと上がるバーをすべて一発でクリアする。

東京五輪でバルシムとともに史上初の同時金メダルとなったジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が2m33どまり。韓国のウー・サンヒョクが2m35を2回目にクリアして食い下がったが、バルシムは2m37も鮮やかに1回で越えて勝負あり。ウーが2m37を1回失敗した後にパスをし、2m39に挑んで逆転を狙ったがクリアならず。バルシムは2m39をパスした後、大会新の2m42に1回だけ挑戦した後に競技を終えた。

2010年の世界ジュニア選手権を2m30で制してから、世界のハイジャンプをリードしてきた。2014年には世界歴代2位の2m43をクリア。その後、踏み切り脚の左足首を手術する大ケガを負ったが、見事に復活して19年の地元ドーハ世界陸上を制覇した。さらに、昨年に念願の五輪初タイトルを手にし、名実ともに現役最高のジャンパーになった。

今季は5月に2試合しただけだったが、大試合にピタリ調整。この日の2m37の跳躍は、2m40台の高さがあった。31歳となり、心身ともに充実。今が全盛期と言えるかもしれない。

■男子走高跳上位成績
1位 ムタズ・エッサ・バルシム(カタール) 2m37
2位 禹相赫(韓国)            2m35
3位 アンドリー・プロツェンコ(ウクライナ)2m33
4位 ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)  2m33
5位 シェルビー・マキューアン(米国)   2m30
6位 ジャンゴ・ロヴェット(カナダ)    2m27
7位 ルイス・エンリケ・ザヤス(キューバ) 2m27
8位 真野友博(九電工)          2m27

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)4日目 オレゴン世界陸上4日目のイブニングセッションに行われた男子走高跳決勝。大会2連覇中、昨年の東京五輪でも金メダルを手にしたムタズ・エッサ・バルシム(カタール)が2m37で貫録の優勝を飾った。 まさに「王者」としての実力を示す圧倒的なシリーズだった。最初の高さ2m19をただ1人パス。2m24から跳び始めると、2m27、2m30、2m33、2m35へと上がるバーをすべて一発でクリアする。 東京五輪でバルシムとともに史上初の同時金メダルとなったジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が2m33どまり。韓国のウー・サンヒョクが2m35を2回目にクリアして食い下がったが、バルシムは2m37も鮮やかに1回で越えて勝負あり。ウーが2m37を1回失敗した後にパスをし、2m39に挑んで逆転を狙ったがクリアならず。バルシムは2m39をパスした後、大会新の2m42に1回だけ挑戦した後に競技を終えた。 2010年の世界ジュニア選手権を2m30で制してから、世界のハイジャンプをリードしてきた。2014年には世界歴代2位の2m43をクリア。その後、踏み切り脚の左足首を手術する大ケガを負ったが、見事に復活して19年の地元ドーハ世界陸上を制覇した。さらに、昨年に念願の五輪初タイトルを手にし、名実ともに現役最高のジャンパーになった。 今季は5月に2試合しただけだったが、大試合にピタリ調整。この日の2m37の跳躍は、2m40台の高さがあった。31歳となり、心身ともに充実。今が全盛期と言えるかもしれない。 ■男子走高跳上位成績 1位 ムタズ・エッサ・バルシム(カタール) 2m37 2位 禹相赫(韓国)            2m35 3位 アンドリー・プロツェンコ(ウクライナ)2m33 4位 ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)  2m33 5位 シェルビー・マキューアン(米国)   2m30 6位 ジャンゴ・ロヴェット(カナダ)    2m27 7位 ルイス・エンリケ・ザヤス(キューバ) 2m27 8位 真野友博(九電工)          2m27

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.22

住友電工・村本一樹が兵庫実業団選手権で現役引退 兵庫県立大などで長距離を中心に活躍

男子長距離の村本一樹(住友電工)が3月21日、同日に兵庫・尼崎市ベイコム陸上競技場で行われた兵庫実業団選手権をもって現役を引退すると自身のSNSで発表した。 村本は兵庫県出身。兵庫・星陵高を経て、兵庫県大に進み、日本イン […]

NEWS 走高跳・真野友博は2m26で5位 60mH・野本周成は日本新で6位 800mクレイ・アーロンは決勝進出/世界室内

2026.03.22

走高跳・真野友博は2m26で5位 60mH・野本周成は日本新で6位 800mクレイ・アーロンは決勝進出/世界室内

◇トルン世界室内選手権(3月20~22日/ポーランド・トルン)2日目 第21回世界室内選手権がポーランド・トルンで行われ、日本代表は6人が出場した。 広告の下にコンテンツが続きます 男子走高跳の真野友博(クラフティア)が […]

NEWS 宮崎県記録会にトップ選手が多数! 山縣亮太、飯塚翔太、井戸アビゲイル風果らが出場

2026.03.22

宮崎県記録会にトップ選手が多数! 山縣亮太、飯塚翔太、井戸アビゲイル風果らが出場

2025年度第3回宮崎県記録会は3月20、21日の両日、宮崎・霧島酒造スポーツランド都城 KUROKIRI STADIUMで行われ、国内トップ選手が多数出場した。 東京世界選手権女子200m代表の井戸アビゲイル風果(東邦 […]

NEWS 東京世界陸上男子20km競歩7位の吉川絢斗がサンベルクスを退社 「自分の可能性に挑戦していきたい」

2026.03.21

東京世界陸上男子20km競歩7位の吉川絢斗がサンベルクスを退社 「自分の可能性に挑戦していきたい」

2025年東京世界選手権男子20km競歩で7位に入賞している吉川絢斗が3月21日、自身のインスタグラムで3月20日をもってサンベルクスを退社したと発表した。 神奈川・中大附横浜高ではインターハイ5000m競歩で6位入賞。 […]

NEWS プレス工業に阿見ACのアブラハムが加入! 「長距離への転向とロードレースに注力したい」

2026.03.21

プレス工業に阿見ACのアブラハムが加入! 「長距離への転向とロードレースに注力したい」

プレス工業陸上部は3月21日、チームのSNSで阿見ACのグエム・アブラハムが4月1日付で加入すると発表した。 アブラハムは南スーダン出身の26歳。2021年東京五輪に1500m、24年パリ五輪には800mで代表入りし、世 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top