HOME 国内、世界陸上、日本代表
400mH・黒川和樹は準決勝敗退も五輪から成長示す「まだまだ練習が必要です」/世界陸上
400mH・黒川和樹は準決勝敗退も五輪から成長示す「まだまだ練習が必要です」/世界陸上

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目

オレゴン世界陸上3日目のイブニングセッションに行われた男子400mハードル準決勝。3組に出場した黒川和樹(法大)は49秒69で6着となり、決勝進出は果たせなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

「前半は攻めていけた」と話すように、バックストレートまでは世界の強豪相手に健闘。ただし、カーブのきつい1レーンだったこともあり、コーナーで徐々に後退していった。それでも予選の50秒02からしっかりとタイムを縮め、日本選手権2連覇の力を示した。

法大1年時だった2020年にU20日本歴代3位の49秒19をマークして注目を集めると、昨年は日本歴代10位タイの48秒68をマークして日本選手権を制覇。東京五輪にも出場した(予選落ち)。

今大会は予選で東京五輪銀メダルのライ・ベンジャミン(米国)、準決勝は東京五輪で史上初の45秒台(45秒94)に突入して金メダルに輝いたカールステン・ワルホルム(ノルウェー)ら世界のトップハードラーと同組となり、世界との差をしっかりと確認した。

「五輪よりは自分の走りができましたが、1レーンでも決勝に残らないといけません。まだまだ練習が必要です」と黒川。成長途上の21歳は、一歩一歩着実に世界のファイナルへと近づいている。

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目 オレゴン世界陸上3日目のイブニングセッションに行われた男子400mハードル準決勝。3組に出場した黒川和樹(法大)は49秒69で6着となり、決勝進出は果たせなかった。 「前半は攻めていけた」と話すように、バックストレートまでは世界の強豪相手に健闘。ただし、カーブのきつい1レーンだったこともあり、コーナーで徐々に後退していった。それでも予選の50秒02からしっかりとタイムを縮め、日本選手権2連覇の力を示した。 法大1年時だった2020年にU20日本歴代3位の49秒19をマークして注目を集めると、昨年は日本歴代10位タイの48秒68をマークして日本選手権を制覇。東京五輪にも出場した(予選落ち)。 今大会は予選で東京五輪銀メダルのライ・ベンジャミン(米国)、準決勝は東京五輪で史上初の45秒台(45秒94)に突入して金メダルに輝いたカールステン・ワルホルム(ノルウェー)ら世界のトップハードラーと同組となり、世界との差をしっかりと確認した。 「五輪よりは自分の走りができましたが、1レーンでも決勝に残らないといけません。まだまだ練習が必要です」と黒川。成長途上の21歳は、一歩一歩着実に世界のファイナルへと近づいている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.15

関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!

第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]

NEWS なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
PR

2025.12.15

なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは

スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]

NEWS 2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

2025.12.15

2026年の日本ICは9月上旬に日産スタジアムで開催!10000mは4月の日本学生個人で実施 全日本大学駅伝は11月1日

日本学生陸上競技連合は12月15日、2026年度の主催競技会日程を発表し、第95回日本インカレは9月5日~7日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでの開催が決まった。 ただし、暑熱対策として、同大会実施種目のうち男女競歩は1 […]

NEWS アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

2025.12.15

アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始

アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]

NEWS 女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

2025.12.15

女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン

12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top