◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目
オレゴン世界陸上2日目のイブニングセッションに行われた男子100m準決勝。初の世界選手権出場で予選を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)は2組6着(10秒23/+0.1)で決勝進出とはならなかった。
「メンバー1人ひとりが強かった」とレース後にコメントした坂井。前半こそ得意のロケットスタートを決めたが、「中間から終盤にかけて圧倒された」と、世界の強豪がそろう中で自分の走りができなかった。
関大を卒業して社会人3年目。今年は日本選手権で自己最高の2位に入り、その後に世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破する日本歴代7位タイの10秒02をマークして初の世界選手権をつかんだ。
初の大舞台を終えた24歳は「準決勝で戦えたことはいい経験になった。またここで戦えるようにがんばりたい」と、来年のブダペスト世界選手権、再来年のパリ五輪を見据えていた。
坂井は日本時間23日10時05分からの4×100mリレー予選でも登場する見込み。
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