HOME ニュース、海外

2022.06.27

ジャクソンが女子200mで世界歴代3位の21秒55! 男子100mはブレイクが復活の9秒85/ジャマイカ選手権
ジャクソンが女子200mで世界歴代3位の21秒55! 男子100mはブレイクが復活の9秒85/ジャマイカ選手権


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
6月23日から26日にかけてジャマイカ選手権が行われ、女子短距離では東京五輪で100m銅メダリストのS.ジャクソンが200mで世界歴代3位の21秒55(±0)をマークして圧勝。100mも10秒77(+0.9)で制し、女子スプリント2冠を達成した。

東京五輪金のE.トンプソン・ヘラー、同銀のS.A.フレイザー・プライスも出場した200mはスタートからリードを奪い、これまでジャマイカの女子スプリントを牽引してきた2人に大差をつける金星。トンプソン・ヘラーは22秒05で2位、フレイザー・プライスは22秒14で3位だった。また、100mではジャクソンに次ぎK.ネルソンが10秒88の自己新で2位。トンプソン・ヘラーは10秒89の3位に敗れ、19年ドーハ世界選手権で優勝してワイルドカードを持つフレイザー・プライスがは準決勝で途中棄権している。

広告の下にコンテンツが続きます

男子100mでは11年テグ世界選手権の金メダリストの32歳・Y.ブレイクが2012年以来、10年ぶりの9秒90切りとなる9秒85(+1.0)で優勝。O.セビリーが自己新の9秒88で2位に続いた。

男子110mハードルは東京五輪金メダルのH.パーチメントが13秒14(+1.0)で快勝。女子100mハードルは東京五輪8位のB.アンダーソンが12秒53(+0.6)で制し、東京五輪銅メダルのM.タッパーが12秒60で2位、15年北京世界選手権金メダルのD.ウィリアムズが12秒66で3位に続いた。

■女子200m世界歴代10傑[2022.6.27時点]
21.34  1.3 F.グリフィス・ジョイナー(米国)   1988. 9.29
21.53  0.8 E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ) 2021. 8. 3
21.55  0.0 S.ジャクソン(ジャマイカ)     2022. 6.26
21.61  1.3 G.トーマス(米国)         2021. 6.26
21.62 -0.6 M.ジョーンズ(米国)        1998. 9.11
21.63  0.2 D.シュキッパーズ(オランダ)    2015. 8.28
21.64  0.8 M.オッティ(ジャマイカ)      1991. 9.13
21.69  1.0 A.フェリックス(米国)       2012. 6.30
21.71  0.7 M.コッホ(東ドイツ)        1979. 6.10
21.71  1.2 H.ダウテ/ドレクスラー(東ドイツ) 1986. 6.29

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 6月23日から26日にかけてジャマイカ選手権が行われ、女子短距離では東京五輪で100m銅メダリストのS.ジャクソンが200mで世界歴代3位の21秒55(±0)をマークして圧勝。100mも10秒77(+0.9)で制し、女子スプリント2冠を達成した。 東京五輪金のE.トンプソン・ヘラー、同銀のS.A.フレイザー・プライスも出場した200mはスタートからリードを奪い、これまでジャマイカの女子スプリントを牽引してきた2人に大差をつける金星。トンプソン・ヘラーは22秒05で2位、フレイザー・プライスは22秒14で3位だった。また、100mではジャクソンに次ぎK.ネルソンが10秒88の自己新で2位。トンプソン・ヘラーは10秒89の3位に敗れ、19年ドーハ世界選手権で優勝してワイルドカードを持つフレイザー・プライスがは準決勝で途中棄権している。 男子100mでは11年テグ世界選手権の金メダリストの32歳・Y.ブレイクが2012年以来、10年ぶりの9秒90切りとなる9秒85(+1.0)で優勝。O.セビリーが自己新の9秒88で2位に続いた。 男子110mハードルは東京五輪金メダルのH.パーチメントが13秒14(+1.0)で快勝。女子100mハードルは東京五輪8位のB.アンダーソンが12秒53(+0.6)で制し、東京五輪銅メダルのM.タッパーが12秒60で2位、15年北京世界選手権金メダルのD.ウィリアムズが12秒66で3位に続いた。 ■女子200m世界歴代10傑[2022.6.27時点] 21.34  1.3 F.グリフィス・ジョイナー(米国)   1988. 9.29 21.53  0.8 E.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ) 2021. 8. 3 21.55  0.0 S.ジャクソン(ジャマイカ)     2022. 6.26 21.61  1.3 G.トーマス(米国)         2021. 6.26 21.62 -0.6 M.ジョーンズ(米国)        1998. 9.11 21.63  0.2 D.シュキッパーズ(オランダ)    2015. 8.28 21.64  0.8 M.オッティ(ジャマイカ)      1991. 9.13 21.69  1.0 A.フェリックス(米国)       2012. 6.30 21.71  0.7 M.コッホ(東ドイツ)        1979. 6.10 21.71  1.2 H.ダウテ/ドレクスラー(東ドイツ) 1986. 6.29

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.03.29

編集部コラム「この道わが旅」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り […]

NEWS セイコーGGP 男子走高跳に赤松諒一、真野友博、長谷川直人 海外勢はウ・サンヒョク、スタークらが出場へ

2024.03.29

セイコーGGP 男子走高跳に赤松諒一、真野友博、長谷川直人 海外勢はウ・サンヒョク、スタークらが出場へ

日本陸連は3月29日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の男子走高跳の出場予定選手を発表した。 昨年のブダペスト世界選手権で8位入賞を果たした赤松諒一(アワーズ)が出場を予定。2 […]

NEWS 【女子800m】久保凛(東大阪大敬愛高1)2分05秒13=高1歴代最高、U18日本歴代3位

2024.03.29

【女子800m】久保凛(東大阪大敬愛高1)2分05秒13=高1歴代最高、U18日本歴代3位

第6回奈良市陸上競技記録会の女子共通800mで、久保凛(東大阪大敬愛高1大阪)が2分05秒13をマークした。この記録は、小林祐梨子(須磨学園高)が2004年に出した高1歴代最高の2分05秒84を上回り、U18日本歴代3位 […]

NEWS パナソニック・内藤早紀子、伊藤南美が引退 「仲間と過ごした時間はかけがえのないもの」

2024.03.29

パナソニック・内藤早紀子、伊藤南美が引退 「仲間と過ごした時間はかけがえのないもの」

パナソニックは3月29日、所属する内藤早紀子と伊藤南美が引退することを発表した。 内藤は入社11年目の29歳。千葉・茂原中時代は2年連続で全中に出場し、ジュニア五輪でも3000mで決勝に進んでいる。市船橋高でも高校2年か […]

NEWS ダイヤモンドリーグ初戦に桐生祥秀、泉谷駿介、真野友博が参戦!

2024.03.29

ダイヤモンドリーグ初戦に桐生祥秀、泉谷駿介、真野友博が参戦!

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)初戦となる厦門大会(中国)のエントリー選手が発表された。 男子100mには桐生祥秀(日本生命)がエントリー。桐生は9秒98がベスト。個人でのDL出場は2018年以来となる。昨年春に1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年4月号 (3月14日発売)

2024年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 記録年鑑2023
パリ五輪マラソン代表決定

page top