
◇第38回U20日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 2日目
U20日本選手権の女子ハンマー投は、62m88のU20&18および高校記録保持者でもある村上来花(九州共立大)が1投目に、これまでの大会記録を1m45cmも更新する59m43を投げ大会初Vを果たした。一昨年、昨年はシニア選手が出場する日本選手権に挑み、5、3位に食い込んでいるが、U20には今回が初参加。今季初の60mにはわずかに届かなったものの「まだU20のタイトルを取っていませんでしたし、昨年(不参加のため)出場できなかったU20世界選手権の選考もかかっていたので、こちらに出場しました。今季ベストで、今出せる力は発揮できたと思います」と笑顔で振り返る。
昨年の11月に膝の靭帯を断裂する大ケガを負い、この冬はリハビリ生活を続けてきたという村上。「その際、コツコツ筋トレや基礎練習に取り組む中で精神面が強くなったと思います」と、周囲も驚く回復力で早期に復帰。最初は少し戸惑ったという進学による環境の変化にも慣れ、「練習も前向きに取り組めており、ここにきて記録も安定してきているので、ここから自己ベストを更新できるよう調子を上げていきたい」と意気込みを口にする。
今回は、1投目にV記録を残すなど集中力の高さを見せたが、「調子も良かったので投げようと気持ちが入った2投目以降、上半身に力みが出て、力点がズレて全部右に出てしまったのが反省点」と、久々の優勝にも決して満足はしていない。
今回の活躍でU20世界選手権の代表入りを確実にし、「(コロナなどの)状況にもよりますが選ばれれば、記録や順位というより、現時点での世界との差を確認し、視野を広げるきっかけにしたい」と目を輝かせる。みちのくの大器が大阪でのVをステップに世界に挑む。
2位には54m26で大沢柚月(流経大)が入り、最終6投目に54m11の自己新をマークした高校生の三村啓恵(敦賀高3福井)が3位と健闘。7位に食い込んだ嶋本美海(添上高2奈良)も高2歴代6位となる52m16と気を吐いた。
文/花木 雫
◇第38回U20日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 2日目
U20日本選手権の女子ハンマー投は、62m88のU20&18および高校記録保持者でもある村上来花(九州共立大)が1投目に、これまでの大会記録を1m45cmも更新する59m43を投げ大会初Vを果たした。一昨年、昨年はシニア選手が出場する日本選手権に挑み、5、3位に食い込んでいるが、U20には今回が初参加。今季初の60mにはわずかに届かなったものの「まだU20のタイトルを取っていませんでしたし、昨年(不参加のため)出場できなかったU20世界選手権の選考もかかっていたので、こちらに出場しました。今季ベストで、今出せる力は発揮できたと思います」と笑顔で振り返る。
昨年の11月に膝の靭帯を断裂する大ケガを負い、この冬はリハビリ生活を続けてきたという村上。「その際、コツコツ筋トレや基礎練習に取り組む中で精神面が強くなったと思います」と、周囲も驚く回復力で早期に復帰。最初は少し戸惑ったという進学による環境の変化にも慣れ、「練習も前向きに取り組めており、ここにきて記録も安定してきているので、ここから自己ベストを更新できるよう調子を上げていきたい」と意気込みを口にする。
今回は、1投目にV記録を残すなど集中力の高さを見せたが、「調子も良かったので投げようと気持ちが入った2投目以降、上半身に力みが出て、力点がズレて全部右に出てしまったのが反省点」と、久々の優勝にも決して満足はしていない。
今回の活躍でU20世界選手権の代表入りを確実にし、「(コロナなどの)状況にもよりますが選ばれれば、記録や順位というより、現時点での世界との差を確認し、視野を広げるきっかけにしたい」と目を輝かせる。みちのくの大器が大阪でのVをステップに世界に挑む。
2位には54m26で大沢柚月(流経大)が入り、最終6投目に54m11の自己新をマークした高校生の三村啓恵(敦賀高3福井)が3位と健闘。7位に食い込んだ嶋本美海(添上高2奈良)も高2歴代6位となる52m16と気を吐いた。
文/花木 雫 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.07
仙台国際ハーフ 招待選手の小林香菜、川内優輝が欠場 中山顕、鈴木千晴らも出場見送り
-
2026.05.07
-
2026.05.06
-
2026.05.06
-
2026.05.05
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.07
関西実業団選手権に前回100mVの小池祐貴、多田修平らが登録 女子5000mには新谷仁美が出場予定
関西実業団連盟は5月7日までに、第70回関西実業団選手権(5月23日~25日/たけびしスタジアム京都)のエントリーリストを発表した。 男子100mでは前回大会初優勝を飾った小池祐貴(住友電工)が今年もエントリー。ケガから […]
2026.05.07
東日本実業団選手権のエントリー発表 110mHに高山峻野、横地大雅 女子短距離に井戸アビゲイル風果が登録
東日本実業団連盟は5月7日、第68回東日本実業団選手権(5月15日~17日)のエントリーリストを発表した。 男子110mハードルには元日本記録保持者でパリ五輪代表の高山峻野(ゼンリン)がエントリー。ブダペスト世界選手権代 […]
2026.05.07
仙台国際ハーフ 招待選手の小林香菜、川内優輝が欠場 中山顕、鈴木千晴らも出場見送り
仙台国際ハーフマラソンの実行委員会は5月7日、今週日曜に開催されるレースの欠場者を発表し、招待選手では女子の小林香菜(大塚製薬)と男子の川内優輝が故障のため出場を見送ることになった。 小林は昨年9月の東京世界選手権女子マ […]
2026.05.07
男子短距離・桐生祥秀がHLBスポーツとマネジメント契約 水谷隼さんらも在籍
男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が、株式会社HLBスポーツとマネジメント契約を締結したことを発表した。 桐生は1995年生まれ、滋賀県出身の30歳。100mで京都・洛南高時代に当時高校記録となる10秒01をマークすると、 […]
2026.05.06
赤坂の空へ大ジャンプ!セイコーGGPプレイベント「ストリートボウタカin赤坂サカス」開催
5月17日に開催されるセイコーゴールデングランプリへの機運醸成を目指したプレイベント「ストリートボウタカin赤坂サカス」が5月6日、TBS社屋前の赤坂Sakas広場で開催された。 広場には棒高跳のピットが設置され、それを […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか