
第66回関西実業団選手権の最終日は5月15日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、女子100mは御家瀬緑(住友電工)が1996年以来26年ぶり大会新となる11秒53(+0.4)で優勝した。
高校3年生だった19年に日本選手権100mを制し、同年9月に11秒46をマークしている御家瀬。しかし、20年以降はケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。それでも、今季は春先の米国合宿から調子を上げており、4月の織田記念では11秒79(-0.7)で優勝と復調の気配を見せていた。この日も、昨年の東京五輪4×100mリレー代表の齋藤愛美(大阪成蹊学園職)を抑えて快勝し、来月の日本選手権に向けて弾みとした。
男子5000m競歩では社会人ルーキーの古賀友太(大塚製薬)が19分14秒95の大会新で優勝。接戦となった女子400mは55分99秒の同タイム着差あり塩見綾乃(岩谷産業)が安田明日翔(KAGOTANI)を抑えてトップとなると、800m、4×400mリレーとあわせて3種目を制した。
女子5000mでは安藤友香(ワコール)が15分31秒34で13日の10000mに続くV。午前中に行われた男子走高跳を2m11で制した平松祐司(辰野)は午後の三段跳でも15m62(+0.9)で1位となった。
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高校3年生だった19年に日本選手権100mを制し、同年9月に11秒46をマークしている御家瀬。しかし、20年以降はケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。それでも、今季は春先の米国合宿から調子を上げており、4月の織田記念では11秒79(-0.7)で優勝と復調の気配を見せていた。この日も、昨年の東京五輪4×100mリレー代表の齋藤愛美(大阪成蹊学園職)を抑えて快勝し、来月の日本選手権に向けて弾みとした。
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