HOME ニュース、国内

2022.05.15

復調の御家瀬緑が26年ぶり大会新!100m11秒53で制す 5000mWは古賀友太が19分14秒95でV/関西実業団
復調の御家瀬緑が26年ぶり大会新!100m11秒53で制す 5000mWは古賀友太が19分14秒95でV/関西実業団


第66回関西実業団選手権の最終日は5月15日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、女子100mは御家瀬緑(住友電工)が1996年以来26年ぶり大会新となる11秒53(+0.4)で優勝した。

高校3年生だった19年に日本選手権100mを制し、同年9月に11秒46をマークしている御家瀬。しかし、20年以降はケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。それでも、今季は春先の米国合宿から調子を上げており、4月の織田記念では11秒79(-0.7)で優勝と復調の気配を見せていた。この日も、昨年の東京五輪4×100mリレー代表の齋藤愛美(大阪成蹊学園職)を抑えて快勝し、来月の日本選手権に向けて弾みとした。

男子5000m競歩では社会人ルーキーの古賀友太(大塚製薬)が19分14秒95の大会新で優勝。接戦となった女子400mは55分99秒の同タイム着差あり塩見綾乃(岩谷産業)が安田明日翔(KAGOTANI)を抑えてトップとなると、800m、4×400mリレーとあわせて3種目を制した。

女子5000mでは安藤友香(ワコール)が15分31秒34で13日の10000mに続くV。午前中に行われた男子走高跳を2m11で制した平松祐司(辰野)は午後の三段跳でも15m62(+0.9)で1位となった。

第66回関西実業団選手権の最終日は5月15日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、女子100mは御家瀬緑(住友電工)が1996年以来26年ぶり大会新となる11秒53(+0.4)で優勝した。 高校3年生だった19年に日本選手権100mを制し、同年9月に11秒46をマークしている御家瀬。しかし、20年以降はケガや環境の変化の影響もあり、自分らしい走りがなかなかできずにいた。それでも、今季は春先の米国合宿から調子を上げており、4月の織田記念では11秒79(-0.7)で優勝と復調の気配を見せていた。この日も、昨年の東京五輪4×100mリレー代表の齋藤愛美(大阪成蹊学園職)を抑えて快勝し、来月の日本選手権に向けて弾みとした。 男子5000m競歩では社会人ルーキーの古賀友太(大塚製薬)が19分14秒95の大会新で優勝。接戦となった女子400mは55分99秒の同タイム着差あり塩見綾乃(岩谷産業)が安田明日翔(KAGOTANI)を抑えてトップとなると、800m、4×400mリレーとあわせて3種目を制した。 女子5000mでは安藤友香(ワコール)が15分31秒34で13日の10000mに続くV。午前中に行われた男子走高跳を2m11で制した平松祐司(辰野)は午後の三段跳でも15m62(+0.9)で1位となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.03

走幅跳・オレゴン世界陸上代表の山川夏輝が結婚 黒いタキシード姿を披露

男子走幅跳で2022年オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(Team SSP)が結婚したことが、結婚相手でインフルエンサーのapyuさんのインスタグラムで発表された。 インスタグラムではタキシー姿の山川と白いウェディングドレ […]

NEWS ライルズ、ホロウェイ、ラッセル、マクローリン・レヴロンがエントリー! 米国代表141人発表/東京世界陸上

2025.09.03

ライルズ、ホロウェイ、ラッセル、マクローリン・レヴロンがエントリー! 米国代表141人発表/東京世界陸上

米国陸連は9月2日、9月13日に開幕する東京世界選手権の米国代表141人を発表した。 男子は2023年ブダペスト大会に続いて2大会連続で100mと200mで2冠を狙うN.ライルズや、110mハードルで4連覇が懸かるパリ五 […]

NEWS パリ五輪女子200m金のトマスが出場辞退 男子砲丸投銀のコヴァクスは出場権得られず/東京世界陸上

2025.09.03

パリ五輪女子200m金のトマスが出場辞退 男子砲丸投銀のコヴァクスは出場権得られず/東京世界陸上

米国陸連は9月13日に開幕する東京世界選手権の米国代表を発表し、女子200mでパリ五輪金メダリストのG.トマスが出場しないことが明らかになった。トマスは7月の全米選手権で22秒20をマークして3位に入ったが、アキレス腱の […]

NEWS 100mアモ・ダジエが9秒87の自己新マーク 英国4×100mR代表選出の33歳

2025.09.03

100mアモ・ダジエが9秒87の自己新マーク 英国4×100mR代表選出の33歳

8月30日に英国・ロンドンで開催されたBFTTAで、E.アモ・ダジエ(英国)が9秒87(+2.0)の自己新で優勝した。 アモ・ダジエは現在33歳。これまでの自己記録は23年にマークした9秒93で、100mでは東京世界選手 […]

NEWS イタリア代表にタンベリらが選出 インゲブリグトセンは2種目、17歳ガウト200mで出場/東京世界陸上

2025.09.03

イタリア代表にタンベリらが選出 インゲブリグトセンは2種目、17歳ガウト200mで出場/東京世界陸上

9月13日に開幕する東京世界選手権の代表選手が各国から発表されている。 イタリア代表では、男子走高跳の東京五輪金メダリストM.タンベリが選ばれた。パリ五輪の女子10000mで銀メダルを獲得したN.バットクレッティが500 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top