今年9月に中国・杭州で開催が予定されていた、第19回アジア大会の延期が決定したと中国の国営メディアが報じた。
大会を主催するアジア・オリンピック評議会(OCA)が6日、ウズベキスタン・タシケントで理事会を開き、新型コロナウイルス感染症の影響で大会を延期することを決定した。延期時期は今後発表されるという。
中国では2月に北京冬季五輪が開催され、そのノウハウを活かしてアジア大会の実施を計画していた。だが、杭州からほど近い上海では感染症拡大を防ぐために都市封鎖が続けられており、大規模な競技会の実施が難しくなったとみられる。
アジア大会はアジア地域を対象にした総合競技大会。4年ごとに開催され、2026年には愛知県名古屋市で第20回大会が行われることが決まっている。
また、香港の新聞社「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は5日、6月30日から7月5日の日程で、中国・成都で開催されるワールドユニバーシティゲームズ(以下、ユニバ)が延期される見込みと報じた。同大会は当初、2021年に開催される予定だったが、コロナ禍で22年に順延されていおり、2度目の延期となる。
2年ごとに開催されるユニバは23年にロシア・エカテリンブルクでの開催が決まっていたが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、主催者の国際大学スポーツ連盟(FISU)が開催を認めないことを発表。成都大会が23年に移行して開催される可能性があるという。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
-
2025.12.02
-
2025.12.02
-
2025.11.28
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能
世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]
2025.12.04
男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」
12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025