
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
5月2日、英国・ロンドンで開催された10kmロードレース「バイタリティ・ロンドン10,000」に男子5000m、10000mで五輪2大会2冠のM.ファラー(英国)が出場し、28分44秒で2位となった。優勝はC.エリス(英国)で記録は28分40秒だった。
ファラーは現在39歳。世界選手権でも5000m、10000mの2種目で13年モスクワ大会、15年北京大会で2冠を達成している。17年ロンドン世界選手権で10000m金メダル、5000m銀メダルを獲得した後、マラソンへ転向。昨年はトラックでの五輪出場を目指していたが、参加標準記録に届かず東京五輪には出場できなかった。その後、足の骨折のため昨年6月25日以来レースに出場しておらず、今回が11ヵ月ぶりの復帰レースだった。優勝したエリスの10000mの自己記録は28分47秒51(18年)で、今大会には参加費を支払って出場していたことが報じられている。
レース後、ファラーはインタビューで「これほど長期間レースから遠ざかったことはなかった。他の選手と勝負するには身体を準備万端にしなければならないが、私ももう若くはない」と答え、今後のレースプランについても明言を避けた。
女子はE.マッコルガン(英国)が30分23秒で制覇。2位の選手に1分05秒差をつける圧勝で、19年前にP.ラドクリフ(英国)が樹立した英国記録(30分21秒)まであと2秒に迫った。
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
5月2日、英国・ロンドンで開催された10kmロードレース「バイタリティ・ロンドン10,000」に男子5000m、10000mで五輪2大会2冠のM.ファラー(英国)が出場し、28分44秒で2位となった。優勝はC.エリス(英国)で記録は28分40秒だった。
ファラーは現在39歳。世界選手権でも5000m、10000mの2種目で13年モスクワ大会、15年北京大会で2冠を達成している。17年ロンドン世界選手権で10000m金メダル、5000m銀メダルを獲得した後、マラソンへ転向。昨年はトラックでの五輪出場を目指していたが、参加標準記録に届かず東京五輪には出場できなかった。その後、足の骨折のため昨年6月25日以来レースに出場しておらず、今回が11ヵ月ぶりの復帰レースだった。優勝したエリスの10000mの自己記録は28分47秒51(18年)で、今大会には参加費を支払って出場していたことが報じられている。
レース後、ファラーはインタビューで「これほど長期間レースから遠ざかったことはなかった。他の選手と勝負するには身体を準備万端にしなければならないが、私ももう若くはない」と答え、今後のレースプランについても明言を避けた。
女子はE.マッコルガン(英国)が30分23秒で制覇。2位の選手に1分05秒差をつける圧勝で、19年前にP.ラドクリフ(英国)が樹立した英国記録(30分21秒)まであと2秒に迫った。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
-
2025.11.21
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.16
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.21
編集部コラム「柔らかい顔に」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.11.21
「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」
第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]
2025.11.21
「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025