2022.05.02
大型連休前半の4月29日、30日、5月1日に各地で行われた競技会で、高校生が好記録をマークしている。インターハイ都府県大会に向けて調子を上げてきている。
4月29日の織田記念(広島)で行われた全国高校選抜男子三段跳では、昨年のインターハイ王者・宮尾真仁(洛南3京都)が15m48(+0.7)の大会新で快勝。悪コンディションで行われた全国高校選抜女子三段跳では、U18大会優勝の田中美憂(松山女3埼玉)が12m56(+5.9)で制した。
4月30日の平成国際大長距離競技会では佐久長聖(長野)の選手が好記録を連発した。3000mではエースの吉岡大翔(3年)が高校歴代3位の8分01秒29をマーク。3000m障害では、6日前に自己ベストの8分55秒49を出していた永原颯磨(2年)がさらに自己記録を短縮する高校歴代10位、高2歴代2位の8分51秒21で駆け抜けた。
4月30日、5月1日と2日にわたって行われた木南記念(大阪)では、女子3000mで水本佳菜(薫英女学院3大阪)が自己新の9分07秒99で2位。女子七種競技では、四種競技の中学記録保持者でもある林美希(中京大中京2愛知)が初の5000点突破の5005点でシニア勢に交じって6位に入った。
また、東京選手権初日(4月30日)の女子走幅跳では、昨年の全中2位・近藤いおん(城西1東京)が高1歴代7位の6m13(-0.5)で制した。
静岡ではインターハイ支部予選が4月29日~5月1日の3日間にわたって各地で開催され、東部大会女子100mでは昨年の全中2位・小針陽葉(富士市立1)が自己ベストを0.02秒更新する11秒87(+1.2)で大会新V。西部大会の女子では澤田結弥(浜松市立2)が1500mを4分19秒39、3000mを9分12秒37でいずれも制して2冠を達成した。中部大会の男子走幅跳では、昨年のU20日本選手権、U18大会を制した深沢瑞樹(東海大翔洋3)が7m35(+2.1)で勝った。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.06.20
【世界陸上プレイバック】―07年大阪―16年ぶりの日本開催! ゲイが男子スプリント3冠 マラソン・土佐礼子が3大会ぶり銅
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.06.20
日本選手権の競技日程が発表!男子100mは2日目18時30分号砲、女子やり投は初日18時45分から
日本陸連は6月20日、第109回日本選手権(7月4日から6日/国立競技場)の競技日程を発表した。 実施日についてはすでに発表されていたが、競技開始時間も正式に決定。2日目の女子ハンマー投が11時30分にスタートするが、そ […]
2025.06.20
日本選手権に北口榛花、サニブラウン、田中希実ら登録!帰化のフロレスが初出場へ 村竹、三浦は未登録
日本陸連は、第109回日本選手権の6月20日時点での暫定エントリーリストを発表した。 女子やり投でパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)も登録。北口はすでに今年9月の東京世界選手権代表に内定している。 広告の下にコンテ […]
2025.06.20
800m・木田美緒莉が2分06秒45!33年ぶり道高校新で1500mとの2冠 吉田星も5000m14分00秒70で2種目制覇/IH北海道
◇インターハイ北海道地区大会(6月17日~20日/旭川花咲スポーツ公園陸上競技場)3日目 広島インターハイ出場を懸けた北海道地区大会の3日目が行われ、女子800mで木田美緒莉(旭川龍谷3)が2分06秒45の道高校新をマー […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会