HOME ニュース、国内

2022.04.17

女子20kmは藤井菜々子1時間29分29秒、岡田久美子1時間29分31秒でそろって世界選手権代表へ/日本選手権35km競歩
女子20kmは藤井菜々子1時間29分29秒、岡田久美子1時間29分31秒でそろって世界選手権代表へ/日本選手権35km競歩


第106回日本選手権35km競歩・第61回全日本競歩輪島大会は4月17日、石川県輪島市の道の駅輪島ふらっと訪夢前往復コースで行われ、女子の20km特別レースは、東京五輪代表の藤井菜々子(エディオン)がオレゴン世界選手権派遣設定記録(1時間30分00秒)を突破する1時間29分29秒で歩き、トップでフィニッシュ。2番手の岡田久美子(富士通)も1時間29分31秒で続き、2人そろって世界選手権代表に内定した。

女子特別レースの出場者は藤井と岡田の2人のみ。派遣設定記録を破るため、1km4分30秒を切るペースでレースは進んだ。通過タイムは5km22分25秒、10km44分52秒、15km1時間07分17秒。終盤に藤井がスパートして先行したが、岡田もそれほど引き離されずに粘った。

自己2番目のタイムでフィニッシュした藤井は「3月の世界競歩チーム選手権からの調整方法でわからないところもあったけど、派遣設定記録を突破するレースができてうれしい」と語り、岡田は「ほっとしているところ。藤井さんがペースを作ってくれて心強かった。4月から所属先が変わったが、サポートしていただいた方に感謝したい」と言葉を弾ませた。

広告の下にコンテンツが続きます

■女子20km特別レース成績
藤井菜々子(エディオン) 1.29.29 
岡田久美子(富士通) 1.29.31

第106回日本選手権35km競歩・第61回全日本競歩輪島大会は4月17日、石川県輪島市の道の駅輪島ふらっと訪夢前往復コースで行われ、女子の20km特別レースは、東京五輪代表の藤井菜々子(エディオン)がオレゴン世界選手権派遣設定記録(1時間30分00秒)を突破する1時間29分29秒で歩き、トップでフィニッシュ。2番手の岡田久美子(富士通)も1時間29分31秒で続き、2人そろって世界選手権代表に内定した。 女子特別レースの出場者は藤井と岡田の2人のみ。派遣設定記録を破るため、1km4分30秒を切るペースでレースは進んだ。通過タイムは5km22分25秒、10km44分52秒、15km1時間07分17秒。終盤に藤井がスパートして先行したが、岡田もそれほど引き離されずに粘った。 自己2番目のタイムでフィニッシュした藤井は「3月の世界競歩チーム選手権からの調整方法でわからないところもあったけど、派遣設定記録を突破するレースができてうれしい」と語り、岡田は「ほっとしているところ。藤井さんがペースを作ってくれて心強かった。4月から所属先が変わったが、サポートしていただいた方に感謝したい」と言葉を弾ませた。 ■女子20km特別レース成績 藤井菜々子(エディオン) 1.29.29  岡田久美子(富士通) 1.29.31

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

12月16日、日本実業団陸上競技連合は第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2026年1月1日)のエントリー選手を発表した。70回記念大会の今回は、例年より3チーム多い、40チームがエントリーした。 前回、5年 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top