2022.04.14
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
日本実業団連合が4月14日、2021年度の「実業団 of The Year」受賞者を発表した。
年間最優秀選手に当たる「Athlete of The Year賞」には、東京五輪男子20km競歩で銀メダルを獲得した池田向希(旭化成)が選ばれた。池田は日本陸連のアスレティックスアワードにおいて、「アスリート・オブ・ザ・イヤー」にも選出されている。
優秀選手賞の「Finalist アスリート賞」は、同じく東京五輪で活躍した山西利和(愛知製鋼)や橋岡優輝(富士通)らが選出。男子100mで9秒95の日本記録を樹立した山縣亮太(セイコー)、女子ハーフマラソンで女子単独レース日本記録樹立の五島莉乃(資生堂)には特別賞が贈られている。
「Team of The Year賞」は、全日本実業団対抗駅伝で初優勝を飾ったHondaが受賞。Hondaを率いた小川 智監督には「Coach of The Year賞」が贈られた。各賞受賞者と選出理由は以下の通り。
【社会貢献賞】
・コニカミノルタ
「日野市部活動改革プロジェクト」や「スポーツ庁Sport in Life実証実験プロジェクト」における自治体との緊密な連携・協力や、「八王子ロングディスタンス」の長年にわたる運営支援・LIVE配信によるファンサービスなどの実績等、活動が多岐多彩にわたる
【チーム賞】
Team of The Year賞
・Honda
第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝) 初優勝
Finalist チーム賞
・富士通
第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 団体総合優勝・男子総合優勝
・積水化学
第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)初優勝
【個人賞】
Athlete of The Year賞
・池田 向希(旭化成)
東京2020オリンピックの男子20km競歩において、1時間21分14秒で2位に入賞し、同種目で日本選手初となる銀メダルを獲得
Finalist アスリート賞
・山西 利和(愛知製鋼)
東京2020オリンピックの男子20km競歩において、1時間21分28秒で3位に入賞し銅メダルを獲得
・橋岡 優輝(富士通)
東京2020オリンピックの男子走幅跳において決勝に進出、8m10で6位入賞
・川野 将虎(旭化成)
東京2020オリンピックの男子50km競歩において、3時間51分56秒で6位入賞
・廣中 璃梨佳(JP日本郵政グループ)
東京2020オリンピック女子10000mにおいて31分00秒71で7位入賞。女子5000mでも決勝に進出し14分52秒84の日本新記録
・ 一山 麻緒(ワコール=当時、現・資生堂)
東京2020オリンピックの女子マラソンにおいて、2時間30分13秒で8位入賞
特別賞
・山縣 亮太(セイコー)
日本グランプリシリーズ 鳥取大会 布勢スプリント2021 の男子100mにおいて、9秒95の日本新記録
・五島 莉乃(資生堂)
第50回全日本実業団ハーフマラソン大会において、1時間08分03秒の女子単独レース日本新記録
U23アスリート賞
・林田 洋翔(三菱重工)
第50回全日本実業団ハーフマラソン大会において、1時間00分38秒で優勝
・山中 柚乃(愛媛銀行)
第105回日本陸上競技選手権大会 女子3000mSC優勝、同種目で東京2020オリンピック出場
Coach of The Year賞
・小川 智(Honda)
監督として東京2020オリンピック代表選手を輩出したほか、チームを全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)初優勝に導く

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.06
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの男子4×400mリレーが行われ、近大が3分05秒23で初優勝を飾った。関西学連勢では1999年の同 […]
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
Contents 大会報道 TOKYO to TOKYO 日本選手権 久保 凛 2度目の日本新 﨑山雄太 圧巻の87m16!! 桐生祥秀、帰還 田中希実 4年連続2冠の金字塔 泉谷 標準突破3本で代表内定 鵜澤飛羽 20 […]
2025.07.13
園田学園大 女子マイルリレー初日本一!立命大との同記録激戦制す「あきらめずに走った」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの女子4×400mリレーが行われ、園田学園大が3分36秒16で優勝した。立命大との同タイムながら着差 […]
2025.07.13
【男子110mH】権田颯志(安城学園高)13秒97=高2歴代3位タイ
第84回愛知県選手権の2日目は7月13日、愛知・パロマ瑞穂北陸上競技場で行われ、男子110mハードルで権田颯志(安城学園高2愛知)が13秒97(+1.3)の高2歴代3位タイをマークした。 権田は愛知・岡崎翔南中3年時に全 […]
2025.07.13
【女子200m】バログン・イズミ(千住ジュニア)24秒71=中2歴代6位
東京都中学総体の2日目は7月13日、東京・上柚木公園陸上競技場で行われ、女子共通200m決勝でバログン・イズミ(千住ジュニア・荒川三2)が24秒71(±0)の中2歴代6位、大会新記録をマークした。 これまでの自己ベストは […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会