
富士通は3月31日、2012年と2014年の日本選手権1500mで優勝した田中佳祐の引退を発表した。
田中は熊本県出身の33歳。福岡・大牟田高校から城西大に進み、トラックでは1500mでインターハイ4位、日本インカレで優勝するなど中距離をメインに活躍した。一方、高校時代から駅伝にも出場し、高校3年では全国高校駅伝で1区11位と好走。箱根駅伝でも1年生から4年連続で走り、3年次の86回大会(2010年)では、9区区間2位で大学初のシード権獲得に貢献した。
田中はチームのホームページで「これまでお世話になった皆様、応援し支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」とコメント。「これまでの生活とは一変しますが、陸上競技を通して学んだ経験と感謝を忘れずに、新しい目標やスキルアップを目指しながら精進していきたいと思います」と新たな人生のスタートの思いを語った。
また、富士通は大森澪の引退と下史典、チャールズ・ロキアの退部も発表した。中央学大から入社した大森は実業団駅伝などでチームに貢献。駒大卒の下はトヨタ紡織に移籍し、競技を続ける。
■田中佳祐コメント全文
「この度、11年間在籍した陸上競技部を退部し、陸上競技から引退することとなりました。これまでお世話になった皆様、応援し支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
小さい頃から大好きだった陸上競技に真剣に打ち込み、自分の目標にチャレンジできる富士通陸上競技部で競技生活を送ることができて本当に幸せでした。
これで競技中心の生活は終わります。これまでの生活とは一変しますが、陸上競技を通して学んだ経験と感謝を忘れずに、新しい目標やスキルアップを目指しながら精進していきたいと思います。
これからも富士通陸上競技部への温かいご支援ご声援をよろしくお願いいたします」
富士通は3月31日、2012年と2014年の日本選手権1500mで優勝した田中佳祐の引退を発表した。
田中は熊本県出身の33歳。福岡・大牟田高校から城西大に進み、トラックでは1500mでインターハイ4位、日本インカレで優勝するなど中距離をメインに活躍した。一方、高校時代から駅伝にも出場し、高校3年では全国高校駅伝で1区11位と好走。箱根駅伝でも1年生から4年連続で走り、3年次の86回大会(2010年)では、9区区間2位で大学初のシード権獲得に貢献した。
田中はチームのホームページで「これまでお世話になった皆様、応援し支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました」とコメント。「これまでの生活とは一変しますが、陸上競技を通して学んだ経験と感謝を忘れずに、新しい目標やスキルアップを目指しながら精進していきたいと思います」と新たな人生のスタートの思いを語った。
また、富士通は大森澪の引退と下史典、チャールズ・ロキアの退部も発表した。中央学大から入社した大森は実業団駅伝などでチームに貢献。駒大卒の下はトヨタ紡織に移籍し、競技を続ける。
■田中佳祐コメント全文
「この度、11年間在籍した陸上競技部を退部し、陸上競技から引退することとなりました。これまでお世話になった皆様、応援し支えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
小さい頃から大好きだった陸上競技に真剣に打ち込み、自分の目標にチャレンジできる富士通陸上競技部で競技生活を送ることができて本当に幸せでした。
これで競技中心の生活は終わります。これまでの生活とは一変しますが、陸上競技を通して学んだ経験と感謝を忘れずに、新しい目標やスキルアップを目指しながら精進していきたいと思います。
これからも富士通陸上競技部への温かいご支援ご声援をよろしくお願いいたします」 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
-
2025.12.22
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
