大阪成蹊学園は3月11日、東京五輪女子4×100mリレー出場の齋藤愛美(大阪成蹊大)が、4月1日から大阪成蹊学園職員となり、大阪成蹊AC所属で競技を続けることを発表した。
この春に大学を卒業、引き続き母校を練習拠点とすることになった齋藤は、「大学で学んだ経験を生かし、青山先輩と共に世界の舞台で活躍できるようがんばりたい。社会人として競技を続けられることに感謝し、支えてくださる皆さんの期待に応えられるよう、さらに成長し結果を残していきたい」と力強く話す。
岡山・倉敷中央高2年でインターハイ100m、200m、4×100mリレーの3冠、200mで今も残るU20日本記録・高校記録(23秒45)樹立など輝かしいキャリアを引っ提げて2018年に大阪成蹊大に入学した。ケガなど苦しい時期も過ごしたが、大学ラストイヤーとなった昨年は5月に出場した世界リレーで3走を務め、4位で五輪出場権獲得に貢献。本番でも同じ3走として国立競技場を駆け抜け、日本歴代2位の43秒44をマークした。
この冬季も順調にトレーニングを消化。「接地の改善などこの冬は新しいことにチャレンジしてきた。結果がどう出るかわかりませんが、走りが大きくなるなど手応えはある。今シーズンは日本選手権200m優勝を最大の目標に、世界選手権、アジア大会の代表に選ばれるようがんばりたい」と目を輝かせた。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
2025.06.16
クレイ・アーロン竜波が800m1分46秒31! ポートランドのレースで6年ぶり自己ベスト更新
6月15日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子800mで、クレイ・アーロン竜波(ペンシルベニア州立大)が1分46秒31の自己ベストで5位に入った。 クレイのこれまでの自己ベストは、神奈 […]
2025.06.16
女子400mHサザーランドが52秒46の全米学生新V 女子3000m障害レンゴールは今季世界最高の8分58秒15/全米学生選手権
6月11日から14日、米国オレゴン州ユージンで全米学生選手権が開催され、女子400mハードルではS.サザーランド(ミシガン大/カナダ)が52秒46の全米学生新で優勝を飾った。 サザーランドは昨年のパリ五輪では7位に入って […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会