
大阪成蹊AC監督に就任する瀧谷氏(左)と同大女子監督に昇格する金丸祐三氏
学校法人大阪成蹊学園(大阪市東淀川区/理事長・総長 石井茂)は3月10日、大阪成蹊大学女子陸上競技部の瀧谷賢司監督が退任し、4月1日付で大阪成蹊AC監督(兼大阪成蹊大学女子陸上競技部アドバイザー)に就任することを発表した。それに伴い同日、昨春より同部のコーチとなっていた男子400m元日本代表の金丸祐三氏が監督に昇格する。新体制の発足により、これまで瀧谷氏のもとでコーチを務めてきた女子やり投元日本代表の惠濃恵美可(旧姓・吉田)氏は退任する。
瀧谷氏は、中学、高校の教員を経て、2011年に同校の監督に就任。スカウト活動後の2012年に1期生を迎え、2021年シーズンまでの10年間、監督として同部を指導してきた。女子のみの少人数、種目が限られるなど厳しい条件のなか、全学年がそろった2015年の日本インカレで女子総合3位に食い込み、3種目を制して多種目優勝を獲得。翌16年にはチームを初の総合優勝に導き、2度目の多種目優勝と合わせ名実ともに大学女子陸上界をけん引するチームとしての地位を確立した。
その後も、現在は大阪成蹊ACに所属し、女子400mで日本歴代2位のベストを持つ青山聖佳をはじめ、昨夏の東京五輪女子4×100mリレーに出場した齋藤愛美(経営学部4年)ら、国際大会で活躍した選手を多数育成。併せて2012年のロンドン五輪以降は日本陸連の女子短距離強化担当コーチとして、長きに渡って日本女子スプリントを世界に近づけるべく力を注いできた。
瀧谷氏は、10年間の歩みを、「スポーツは、常に結果が問われる勝負の世界。日本インカレの総合優勝をはじめ、目標としてきた多種目優勝は4度獲得、チームの中心だったリレー種目も4×100mリレーで日本選手権制覇、インカレでも両リレーを制するなど足跡を残すことができたと思う」と振り返る。
また、「選手のがんばりはもちろんのこと、チームを支えてくれた惠濃コーチ、学園関係者、トレーナー、そして北は北海道から南は沖縄までの各校の先生方、ご家族、関係者のお陰であり、感謝の念に堪えません。そうしたすべての力が合わさり、うまく機能した結果が本学女子陸上競技部の礎となっていました。そのパワーを原動力に、教員として最後までブレることなく、人間力の育成、人を育てる陸上競技を貫くことができました」と感謝の言葉を述べた。
今後は、大阪成蹊ACの指揮官として青山、そして4月から加入が決まっている齋藤の指導にあたり、引き続き世界を目指すこととなる。「社会人としての自覚を持って取り組むことが結果につながる。パリ五輪を最大の目標に3人で焦らず、一歩一歩進んでいきたい」と抱負を語った。
また、このほど大阪成蹊大学監督時から合宿地として活用してきたジャパンアスリートトレーニングセンター大隅のある鹿児島県大崎町の「大崎町ふるさとPR大使」に就任。「パリ五輪までは、これまでお世話になった方々への恩返しも含め、集大成の意味も込め活動していきたい」と笑顔で話す。
金丸新監督が率いる同大女子陸上競技部は、この春に7人の新入生を迎え、部員8人で新たなスタートを切る。「指導歴の浅い自分にとっては、まずは指導者としての結果が問われる。その意味でも1年目は重要。自発的に動ける自立した選手の育成を軸に、学生日本一、日本代表として活躍できる選手を育てていきたい」と抱負を述べた。
4月の大阪インカレから公式戦が開始。「1年目は、個人、両リレーを含めて日本インカレ全員出場を目標に、選手とともにチャレンジしたい」と力を込めた。

大阪成蹊大女子陸上部は金丸新体制で新たなスタートを切る
大阪成蹊AC監督に就任する瀧谷氏(左)と同大女子監督に昇格する金丸祐三氏学校法人大阪成蹊学園(大阪市東淀川区/理事長・総長 石井茂)は3月10日、大阪成蹊大学女子陸上競技部の瀧谷賢司監督が退任し、4月1日付で大阪成蹊AC監督(兼大阪成蹊大学女子陸上競技部アドバイザー)に就任することを発表した。それに伴い同日、昨春より同部のコーチとなっていた男子400m元日本代表の金丸祐三氏が監督に昇格する。新体制の発足により、これまで瀧谷氏のもとでコーチを務めてきた女子やり投元日本代表の惠濃恵美可(旧姓・吉田)氏は退任する。瀧谷氏は、中学、高校の教員を経て、2011年に同校の監督に就任。スカウト活動後の2012年に1期生を迎え、2021年シーズンまでの10年間、監督として同部を指導してきた。女子のみの少人数、種目が限られるなど厳しい条件のなか、全学年がそろった2015年の日本インカレで女子総合3位に食い込み、3種目を制して多種目優勝を獲得。翌16年にはチームを初の総合優勝に導き、2度目の多種目優勝と合わせ名実ともに大学女子陸上界をけん引するチームとしての地位を確立した。その後も、現在は大阪成蹊ACに所属し、女子400mで日本歴代2位のベストを持つ青山聖佳をはじめ、昨夏の東京五輪女子4×100mリレーに出場した齋藤愛美(経営学部4年)ら、国際大会で活躍した選手を多数育成。併せて2012年のロンドン五輪以降は日本陸連の女子短距離強化担当コーチとして、長きに渡って日本女子スプリントを世界に近づけるべく力を注いできた。瀧谷氏は、10年間の歩みを、「スポーツは、常に結果が問われる勝負の世界。日本インカレの総合優勝をはじめ、目標としてきた多種目優勝は4度獲得、チームの中心だったリレー種目も4×100mリレーで日本選手権制覇、インカレでも両リレーを制するなど足跡を残すことができたと思う」と振り返る。また、「選手のがんばりはもちろんのこと、チームを支えてくれた惠濃コーチ、学園関係者、トレーナー、そして北は北海道から南は沖縄までの各校の先生方、ご家族、関係者のお陰であり、感謝の念に堪えません。そうしたすべての力が合わさり、うまく機能した結果が本学女子陸上競技部の礎となっていました。そのパワーを原動力に、教員として最後までブレることなく、人間力の育成、人を育てる陸上競技を貫くことができました」と感謝の言葉を述べた。今後は、大阪成蹊ACの指揮官として青山、そして4月から加入が決まっている齋藤の指導にあたり、引き続き世界を目指すこととなる。「社会人としての自覚を持って取り組むことが結果につながる。パリ五輪を最大の目標に3人で焦らず、一歩一歩進んでいきたい」と抱負を語った。また、このほど大阪成蹊大学監督時から合宿地として活用してきたジャパンアスリートトレーニングセンター大隅のある鹿児島県大崎町の「大崎町ふるさとPR大使」に就任。「パリ五輪までは、これまでお世話になった方々への恩返しも含め、集大成の意味も込め活動していきたい」と笑顔で話す。金丸新監督が率いる同大女子陸上競技部は、この春に7人の新入生を迎え、部員8人で新たなスタートを切る。「指導歴の浅い自分にとっては、まずは指導者としての結果が問われる。その意味でも1年目は重要。自発的に動ける自立した選手の育成を軸に、学生日本一、日本代表として活躍できる選手を育てていきたい」と抱負を述べた。4月の大阪インカレから公式戦が開始。「1年目は、個人、両リレーを含めて日本インカレ全員出場を目標に、選手とともにチャレンジしたい」と力を込めた。
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