HOME ニュース、国内

2022.02.08

現役復帰の大迫傑「一番は走るのが好き」ロス五輪を見据えてレース復帰は秋以降
現役復帰の大迫傑「一番は走るのが好き」ロス五輪を見据えてレース復帰は秋以降


突然の引退表明、そして東京五輪マラソン6位入賞を果たした大迫傑が、またも「衝撃」の現役復帰を表明した。

ラストランから約7ヵ月。やはりこの男が日本長距離界には必要だ。2月7日、現役復帰を明かした大迫が自身の公式YouTubeで現在の思いを明かす。

広告の下にコンテンツが続きます

「またプロのランナーとして走り出す決意を致しました」

東京五輪まで走り続けてきたことに対して、「全部出し切ってゴールしたのは偽りがない」と大迫。その後は「戻ることを考えず、心身共に休んだ」。その結果、「今まで陸上でしか頭を満たしていなかったところを“から”にしたことで、広い視点で見ることができようになった」とも。それも「(一度)ゴールしたからこそたどり着いた」という。

結果的に「長期休養」したかたちに。その間、現役選手やジュニア世代の指導やサポートに尽力してきたが、「背中を見せるところから、押すところに変わったと思ったが、背中を押しつつ、背中を見せていければいい」という考えに至った。現役として活動しながら「サポートできれば(日本陸上界が)どんどん上にいける」。世界を目指す選手には「一歩を踏み出せない人が多い」と大迫。「彼らにヒアリングして、スポーツ選手としてどういったことを実現していきたいか、一緒になって伴走していけたら」と思いを明かす。

そして、印象に残ったのがこの言葉。

「一番は走ることが好き」

走ることで自分の軸があり、生活も精神的にもブレることがないと語る。

自身が立ち上げた会社「I」からも情報を発信。今後は「トレーニングを重ね、秋以降の(試合)出場を目指す」という。また、プロランナーとして活動しながら、今後も後進の育成・指導にも関わり、「自分ファースト」「地元ファースト」などビジョンを達成し、「SugarEliteキッズ」でアスリートと触れ合えるようにしたり、「各地にいって、地域の良さを発信したい」とも。

大迫は「パリ五輪(を目指す)というのは期間が短いが、(28年)ロス五輪を狙えるような努力、準備をしていけば、新しい先が見える」と語る。

一度は成し遂げ、一度は離れたからこそ、再び走り出す決意をした大迫。その走りで、その背中で、日本陸上界をより高みへと導いていく。

東京五輪マラソン6位の大迫傑さんが現役復帰へ!「今はただ、またレースを走ってみたい」
大迫傑の公式YouTube

突然の引退表明、そして東京五輪マラソン6位入賞を果たした大迫傑が、またも「衝撃」の現役復帰を表明した。 ラストランから約7ヵ月。やはりこの男が日本長距離界には必要だ。2月7日、現役復帰を明かした大迫が自身の公式YouTubeで現在の思いを明かす。 「またプロのランナーとして走り出す決意を致しました」 東京五輪まで走り続けてきたことに対して、「全部出し切ってゴールしたのは偽りがない」と大迫。その後は「戻ることを考えず、心身共に休んだ」。その結果、「今まで陸上でしか頭を満たしていなかったところを“から”にしたことで、広い視点で見ることができようになった」とも。それも「(一度)ゴールしたからこそたどり着いた」という。 結果的に「長期休養」したかたちに。その間、現役選手やジュニア世代の指導やサポートに尽力してきたが、「背中を見せるところから、押すところに変わったと思ったが、背中を押しつつ、背中を見せていければいい」という考えに至った。現役として活動しながら「サポートできれば(日本陸上界が)どんどん上にいける」。世界を目指す選手には「一歩を踏み出せない人が多い」と大迫。「彼らにヒアリングして、スポーツ選手としてどういったことを実現していきたいか、一緒になって伴走していけたら」と思いを明かす。 そして、印象に残ったのがこの言葉。 「一番は走ることが好き」 走ることで自分の軸があり、生活も精神的にもブレることがないと語る。 自身が立ち上げた会社「I」からも情報を発信。今後は「トレーニングを重ね、秋以降の(試合)出場を目指す」という。また、プロランナーとして活動しながら、今後も後進の育成・指導にも関わり、「自分ファースト」「地元ファースト」などビジョンを達成し、「SugarEliteキッズ」でアスリートと触れ合えるようにしたり、「各地にいって、地域の良さを発信したい」とも。 大迫は「パリ五輪(を目指す)というのは期間が短いが、(28年)ロス五輪を狙えるような努力、準備をしていけば、新しい先が見える」と語る。 一度は成し遂げ、一度は離れたからこそ、再び走り出す決意をした大迫。その走りで、その背中で、日本陸上界をより高みへと導いていく。 東京五輪マラソン6位の大迫傑さんが現役復帰へ!「今はただ、またレースを走ってみたい」 大迫傑の公式YouTube

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.03

【男子100m】目野惺大(MINTTOKYO・中1福岡)が11秒01! 28年ぶりに中1最高記録更新

久留米市中学総体が6月3日に、福岡県の久留米総合スポーツセンター陸上競技場で行われ、男子1年100mでは目野惺大(MINTTOKYO・中1)が中1最高記録の11秒01(+1.8)で優勝を飾った。 目野は小学6年生だった今 […]

NEWS ニューイヤー駅伝統一予選会の開催地が愛知・田原に決定!27年秋からスタート予定

2026.06.03

ニューイヤー駅伝統一予選会の開催地が愛知・田原に決定!27年秋からスタート予定

日本実業団連合は6月3日、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の統一予選会開催地が愛知県田原市に決まったことを発表した。 同連合はニューイヤー駅伝の活性化をはじめとした“駅伝改革”の一環で、「シード制導入」と「統一予 […]

NEWS 24年世界室内走幅跳銅メダル・マクレオドが2年間の資格停止 3度の居場所情報申告違反

2026.06.03

24年世界室内走幅跳銅メダル・マクレオドが2年間の資格停止 3度の居場所情報申告違反

世界陸連の独立不正調査機関「アスレティックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は6月2日、男子走幅跳のC.マクレオド(ジャマイカ)に対し、ドーピング規則の居場所情報関連義務違反のため2年間の資格停止処分を科すことを発 […]

NEWS 「3日間くらいは食事も…」800m久保凛 涙の社会デビューから巻き返したプロ意識と仲間のサポート

2026.06.02

「3日間くらいは食事も…」800m久保凛 涙の社会デビューから巻き返したプロ意識と仲間のサポート

5月30日の世田谷の競技場。日本グランプリシリーズ・MDCの男子800mで落合晃(駒大)が日本新を出すレースを見ながら「おちあーい!!!」と笑顔で大声を出して応援していたのが久保凛(積水化学)だった。1学年違うため、“先 […]

NEWS 砲丸投・後藤大晴が北海道学生新! 男子100m石田蕉也はV2 総合は史上初めて北大が男女同時V/北海道IC

2026.06.02

砲丸投・後藤大晴が北海道学生新! 男子100m石田蕉也はV2 総合は史上初めて北大が男女同時V/北海道IC

◇第78回北海道インカレ(5月29~31日/札幌厚別公園競技場) 北海道インカレが行われ、男子砲丸投で後藤大晴(北翔大)が15m43の北海道学生新記録で優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年の北日本インカレ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年6月号 (5月14日発売)

2026年6月号 (5月14日発売)

落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図

page top