男子走高跳で2大会連続五輪出場の衛藤昂さんと、女子走幅跳で高校記録を持つ中野瞳(つくば分析センター)が2月5日、入籍したことをSNSで発表した。同日は衛藤の31歳の誕生日だった。
同じ学年で、筑波大大学院では同期だった2人。ヨーロッパ遠征などでは代理人が同じという縁もあったという。また、昨年8月にはジャンパー仲間とともに、一般社団法人「Jump Festival」を立ち上げ、跳躍種目を盛り上げるべく活動中だ。
鈴鹿高専から筑波大院、味の素AGFへと進んだ衛藤さん。2016年リオ、東京の両五輪出場をはじめ、国際大会に日本代表として何度も出場してきたが、昨シーズン限りで現役を引退した。自己ベストは日本歴代6位タイの2m30。
中野は兵庫・長田高2年時に現在もU20日本記録・高校記録として残る6m44をマーク。三段跳でも2018年に13mオーバーを果たした。今後も競技を継続し、2種目でさらなる飛躍を目指していく。
新たな門出を迎えた2人は、以下のようにコメントを寄せてくれた。
「私自身一線を退きましたが、今後も陸上競技の現場にて普及や発展に尽力していきたいと思います。今後とも、夫婦共々ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします」(衛藤昂)
「いつも応援ありがとうございます。競技者としても、ひとりの人間としても、日々成長できるよう、より一層精進いたします」(中野瞳)
※誤りがありましたので本文を修正しました
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
-
2025.11.07
-
2025.11.06
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]
2025.11.07
日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル
岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望