HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.01.03

上位候補の東海大は史上初10時間台でシード落ち、早大、明大も予選会へ/箱根駅伝
上位候補の東海大は史上初10時間台でシード落ち、早大、明大も予選会へ/箱根駅伝


◇第98回箱根駅伝(神奈川・箱根町~東京・大手町/10区間217.1km)

中大が10年ぶりシード権獲得、東京国際大が過去最高タイとなる5位、法大が3年ぶりのシード権となる10位に入った。一方、上位候補に挙がっていたチームがシード権を逃す波乱もあった。

広告の下にコンテンツが続きます

東海大は10区で法大に逆転を許して11位。8年ぶりにエース・石原翔太郎(2年)をケガで欠くなど苦戦が予想されたが、往路では1区・市村朋樹(4年)が区間3位など流れをつくり、10位でフィニッシュ。復路は7区以降8位をキープして10区を迎えたが、アンカーの吉冨裕太(4年)が区間19位と苦しい走りとなって残り1kmで法大にかわされた。東海大の記録は10時間59分38秒。11時間を切ったチームがシード権を逃したのは初めてのこと。

10000m27分台を史上初めて3人そろえた早大だったが、そのうちの2人である1区・井川龍人、2区・中谷雄飛(4年)が区間ふたケタと力を発揮できず、往路11位、復路も12位に沈み、総合で13位とシード権を逃した。

予選会トップ通過だった明大は往路17位と大苦戦。復路では7区の富田峻平(3年)が区間2位と気を吐いたが、14位でフィニッシュ。

いずも今年の箱根駅伝予選会に回ることとなった。

広告の下にコンテンツが続きます

■箱根駅伝 シード権を逃した総合11位以下の順位
11位 東海大 10.59.38
12位 神奈川大11.00.00
13位 早大  11.00.03
OP 学生連合11.00.25
14位 明大  11.00.28
15位 国士大 11.03.06
16位 中央学大11.07.33
17位 日体大 11.11.11
18位 山梨学大11.11.21
19位 駿河台大11.13.42
20位 専大  11.15.09

◇第98回箱根駅伝(神奈川・箱根町~東京・大手町/10区間217.1km) 中大が10年ぶりシード権獲得、東京国際大が過去最高タイとなる5位、法大が3年ぶりのシード権となる10位に入った。一方、上位候補に挙がっていたチームがシード権を逃す波乱もあった。 東海大は10区で法大に逆転を許して11位。8年ぶりにエース・石原翔太郎(2年)をケガで欠くなど苦戦が予想されたが、往路では1区・市村朋樹(4年)が区間3位など流れをつくり、10位でフィニッシュ。復路は7区以降8位をキープして10区を迎えたが、アンカーの吉冨裕太(4年)が区間19位と苦しい走りとなって残り1kmで法大にかわされた。東海大の記録は10時間59分38秒。11時間を切ったチームがシード権を逃したのは初めてのこと。 10000m27分台を史上初めて3人そろえた早大だったが、そのうちの2人である1区・井川龍人、2区・中谷雄飛(4年)が区間ふたケタと力を発揮できず、往路11位、復路も12位に沈み、総合で13位とシード権を逃した。 予選会トップ通過だった明大は往路17位と大苦戦。復路では7区の富田峻平(3年)が区間2位と気を吐いたが、14位でフィニッシュ。 いずも今年の箱根駅伝予選会に回ることとなった。 ■箱根駅伝 シード権を逃した総合11位以下の順位 11位 東海大 10.59.38 12位 神奈川大11.00.00 13位 早大  11.00.03 OP 学生連合11.00.25 14位 明大  11.00.28 15位 国士大 11.03.06 16位 中央学大11.07.33 17位 日体大 11.11.11 18位 山梨学大11.11.21 19位 駿河台大11.13.42 20位 専大  11.15.09

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top