◇第98回箱根駅伝(神奈川・箱根町~東京・大手町/10区間217.1km)
中大が10年ぶりシード権獲得、東京国際大が過去最高タイとなる5位、法大が3年ぶりのシード権となる10位に入った。一方、上位候補に挙がっていたチームがシード権を逃す波乱もあった。
東海大は10区で法大に逆転を許して11位。8年ぶりにエース・石原翔太郎(2年)をケガで欠くなど苦戦が予想されたが、往路では1区・市村朋樹(4年)が区間3位など流れをつくり、10位でフィニッシュ。復路は7区以降8位をキープして10区を迎えたが、アンカーの吉冨裕太(4年)が区間19位と苦しい走りとなって残り1kmで法大にかわされた。東海大の記録は10時間59分38秒。11時間を切ったチームがシード権を逃したのは初めてのこと。
10000m27分台を史上初めて3人そろえた早大だったが、そのうちの2人である1区・井川龍人、2区・中谷雄飛(4年)が区間ふたケタと力を発揮できず、往路11位、復路も12位に沈み、総合で13位とシード権を逃した。
予選会トップ通過だった明大は往路17位と大苦戦。復路では7区の富田峻平(3年)が区間2位と気を吐いたが、14位でフィニッシュ。
いずも今年の箱根駅伝予選会に回ることとなった。
■箱根駅伝 シード権を逃した総合11位以下の順位
11位 東海大 10.59.38
12位 神奈川大11.00.00
13位 早大 11.00.03
OP 学生連合11.00.25
14位 明大 11.00.28
15位 国士大 11.03.06
16位 中央学大11.07.33
17位 日体大 11.11.11
18位 山梨学大11.11.21
19位 駿河台大11.13.42
20位 専大 11.15.09

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.05
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.05
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
新潟医療福祉大14年連続全国へ 5000mレースで清水杏夏筆頭に上位ほぼ独占/全日本大学女子駅伝北信越地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権北信越地区選考会が7月5日、長野県佐久市の佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、新潟医療福祉大がトップとなり、14年連続14回目となる本大会の出場権を獲得した。 北信越地区からの全国大会 […]
2025.07.05
信州大が4大会ぶり16回目の伊勢路へ! 初の出場枠2・出雲駅伝は信州大と新潟大が出場権獲得/全日本大学駅伝北信越選考会
秩父宮賜杯第57回全日本大学駅伝の北信越地区選考会は7月5日、長野・佐久総合運動公園陸上競技場で行われ、信州大が4時間15分59秒69で4大会連続16回目の本大会出場を決めた。 選考会には6校が出場し、各校最大10人がエ […]
2025.07.05
やり投・ディーン元気13年ぶり自己新84m66!同期・新井涼平と交わした約束果たし「メモリアルな1投」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投でディーン元気(ミズノ)が84m66で2位に入った。 広告の下にコンテンツが続きます 同 […]
2025.07.05
札幌学大が4年ぶり3回目、北大が4年ぶり2回目の出場権獲得!/出雲駅伝北海道予選会
7月5日、札幌円山競技場で第37回出雲大学選抜駅伝の北海道地区予選会が行われ、札幌学大と北大が本戦の出場権を獲得した。 出雲駅伝の出場枠は前年度の大会成績によって振り分けられ、24年出雲駅伝で北海道学連選抜が14位に入っ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会