2022.01.01
◇第66回全日本実業団対抗駅伝/ニューイヤー駅伝in群馬
ニューイヤー駅伝は4区のエース対決へ。
創部40年で初めて同区のトップ中継をした三菱重工・井上大仁が、そのまま独走態勢を築く。
16秒だった貯金を、39秒に拡大。「最後は向かい風がきつかったけど、駅伝だからがんばれた」。マラソンで目指した東京五輪は代表入りを逃したが、パリ五輪への第一歩を力強く踏み出した。
優勝候補と目された富士通、トヨタ自動車、旭化成、Hondaだが、富士通は中村匠吾が精彩を欠き、11位から19位に後退。旭化成も市田孝が2位から8位へ順位を下げた。トヨタ自動車は西山雄介が3人抜きで4位と奮起し、Hondaは東京五輪10000m代表の伊藤達彦が14位から5位まで押し上げた。
区間賞を獲得したのが黒崎播磨の細谷恭平。12月5日の福岡国際マラソンで、2時間8分16秒の2位(日本人トップ)で走ったばかりだったが、1時間3分43秒の区間新記録をマーク。井上が2年前に作った区間記録(1時間3分57秒)を14秒塗り替えた。
「人生で初めての区間賞。すごくうれしい。前半は追い風だったのですごいいいペースだと思っていたけど、ラストは向かい風なので、区間新が出るとは思わなかった」。中央学大出身の26歳は笑顔で振り返った。
■4区区間上位
細谷 恭平(黒崎播磨) 1:03:43=区間新
古賀 淳紫(安川電機) 1:03:54=区間新
井上 大仁(三菱重工) 1:04:12
藤曲 寛人(トヨタ自動車九州) 1:04:12 11
伊藤 達彦(Honda) 1:04:15 5

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]
2025.05.01
アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!
アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)