HOME 海外

2021.12.24

世界陸連がシューズ規制の新ルール発表 24年秋より靴底の厚さは20mm、ロードは40mmまで
世界陸連がシューズ規制の新ルール発表 24年秋より靴底の厚さは20mm、ロードは40mmまで

世界陸連(WA)は12月23日の理事会でシューズの規制に関する新ルールを承認した。新ルールは2022年1月より施行され、20年、21年に挿入された暫定的な規則は今年12月31日に失効する。

新ルールでは導入される競技会の範囲が「アマチュアクラブ、学校、大学、マスターズレベルの競技会に適用されない」と明確化(※)されたほか、カスタマイズについての詳細が明記されている(7条)。
※国内でWAの規則に沿って開催される大会については適用される見込み。

・2024年11月1日からはトラック種目ならびにフィールド種目で使用できるシューズの底の厚さ(stack height)は20mmまでと簡素化される。(ロード種目に関しては40mm、クロスカントリー種目はスパイクの場合25mm、スパイク以外は40mmから変更されない)
・競技後のチェックが重点化されるが、メジャーマラソン等では引き続き事前のチェックが行われる。
・センシング/インテリジェントテクノロジーの搭載されたシューズは不可。ただしテクニカルルール6.4.4の規定に沿った心拍数や走行距離、ストライドモニターの着用は禁止されない。

広告の下にコンテンツが続きます

※国内で適用される競技会についての記述を補足しました

世界陸連(WA)は12月23日の理事会でシューズの規制に関する新ルールを承認した。新ルールは2022年1月より施行され、20年、21年に挿入された暫定的な規則は今年12月31日に失効する。 新ルールでは導入される競技会の範囲が「アマチュアクラブ、学校、大学、マスターズレベルの競技会に適用されない」と明確化(※)されたほか、カスタマイズについての詳細が明記されている(7条)。 ※国内でWAの規則に沿って開催される大会については適用される見込み。 ・2024年11月1日からはトラック種目ならびにフィールド種目で使用できるシューズの底の厚さ(stack height)は20mmまでと簡素化される。(ロード種目に関しては40mm、クロスカントリー種目はスパイクの場合25mm、スパイク以外は40mmから変更されない) ・競技後のチェックが重点化されるが、メジャーマラソン等では引き続き事前のチェックが行われる。 ・センシング/インテリジェントテクノロジーの搭載されたシューズは不可。ただしテクニカルルール6.4.4の規定に沿った心拍数や走行距離、ストライドモニターの着用は禁止されない。 ※国内で適用される競技会についての記述を補足しました

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた近畿高校駅伝は11月16日、奈良県宇陀市近畿高校駅伝特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工(兵庫)が2時間6分41秒で2連覇、女子(5区間21.0975km)は東大 […]

NEWS 橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

2025.11.16

橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が11月16日に都内で開かれた。 小学生を対象に、「一番身近で強力な助っ人」(橋岡)として、男子棒高跳 […]

NEWS 鳥取城北2時間3分41秒の大会新 女子は倉敷4年ぶりV 地区代表は広島国際学院11年ぶり&世羅20年連続/中国高校駅伝

2025.11.16

鳥取城北2時間3分41秒の大会新 女子は倉敷4年ぶりV 地区代表は広島国際学院11年ぶり&世羅20年連続/中国高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた中国高校駅伝は11月16日、広島県三次市のみよし運動公園陸上競技場を発着点するコースで行われ、男子(7区間42.195km)は鳥取城北(鳥取)が2時間3分41秒の大会新で制した。女子( […]

NEWS 熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン

2025.11.16

熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン

神戸マラソン2025が11月16日、兵庫・神戸市役所前をスタートし、明石市大蔵海岸付近を折り返して、神戸ハーバーランド(神戸ガス燈通り)をフィニッシュとする42.195kmで行われ、男子はエリシャ・ロティッチ(ケニア)が […]

NEWS 國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ

2025.11.16

國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ

第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高記録 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top