HOME ニュース、国内

2021.12.20

110mH日本記録保持者・泉谷駿介が住友電工内定会見 パリ五輪で「何としてもメダル」
110mH日本記録保持者・泉谷駿介が住友電工内定会見 パリ五輪で「何としてもメダル」


男子110mハードルで13秒06の日本記録を持つ泉谷駿介(順大)が、来春入社する住友電工で内定会見に登壇した。

泉谷は住友電工を志望した理由に「世界大会でメダルを取るためのサポートが受けられると思ったこと」を挙げる。同社には男子短距離の小池祐貴、多田修平も所属しており、「2人から刺激をもらって、競技力向上を目指せると思います」と語る。

今季は6月の日本選手権で日本記録を樹立。東京五輪では準決勝に進出し、ファイナルまであと一歩にまで迫った。「決勝進出がかなわなかったのは悔しかったですが、その経験があるから今も追い込んでトレーニングできています」と泉谷。卒業後も練習拠点は順大に置く予定で、「スタートから1台目までの7歩を安定させて、どんな状況でも決勝に行ける力を身につけていきたいです」と意気込みを話す。

広告の下にコンテンツが続きます

社会人1年目となる2022年シーズンの最大目標はオレゴン世界選手権。「実力を発揮して決勝に進出したい。世界選手権を経験して、3年後のパリ五輪では何としてもメダルを取りたいです」と抱負を語る。また、実業団選手として「会社の名前を背負って、1本1本集中して取り組みたい。陸上教室など、社会貢献も行っていきたいです」と気持ちを新たにしていた。

今後は3月の日本選手権・室内競技(60mハードル)に向けて調整していくという。

会見には住友電工の渡辺康幸監督も同席。「個人種目でメダルに最も近い選手。伸びしろもあるので、今後は世界大会を経験していけばメダルに近づけると思う。110mハードルの知名度を上げていってほしい」と期待を寄せていた。

男子110mハードルで13秒06の日本記録を持つ泉谷駿介(順大)が、来春入社する住友電工で内定会見に登壇した。 泉谷は住友電工を志望した理由に「世界大会でメダルを取るためのサポートが受けられると思ったこと」を挙げる。同社には男子短距離の小池祐貴、多田修平も所属しており、「2人から刺激をもらって、競技力向上を目指せると思います」と語る。 今季は6月の日本選手権で日本記録を樹立。東京五輪では準決勝に進出し、ファイナルまであと一歩にまで迫った。「決勝進出がかなわなかったのは悔しかったですが、その経験があるから今も追い込んでトレーニングできています」と泉谷。卒業後も練習拠点は順大に置く予定で、「スタートから1台目までの7歩を安定させて、どんな状況でも決勝に行ける力を身につけていきたいです」と意気込みを話す。 社会人1年目となる2022年シーズンの最大目標はオレゴン世界選手権。「実力を発揮して決勝に進出したい。世界選手権を経験して、3年後のパリ五輪では何としてもメダルを取りたいです」と抱負を語る。また、実業団選手として「会社の名前を背負って、1本1本集中して取り組みたい。陸上教室など、社会貢献も行っていきたいです」と気持ちを新たにしていた。 今後は3月の日本選手権・室内競技(60mハードル)に向けて調整していくという。 会見には住友電工の渡辺康幸監督も同席。「個人種目でメダルに最も近い選手。伸びしろもあるので、今後は世界大会を経験していけばメダルに近づけると思う。110mハードルの知名度を上げていってほしい」と期待を寄せていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.12

月刊陸上競技2025年12月号

Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]

NEWS 日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

2025.11.12

日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]

NEWS 日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表

2025.11.12

日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年において優秀な成績を収めた競技者」を表彰する優秀選手賞にノミネートしたのは、男子35km競歩の勝木隼人(自衛隊体育学校)、 […]

NEWS ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場

2025.11.12

ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場

11月12日、ホノルルマラソンの事務局は、12月14に日に開催される「JALホノルルマラソン2025」に堀尾謙介と神野大地(ともにM&Aベストパートナーズ)がエントリーしたことを発表した。 堀尾は22年の東京で […]

NEWS 現代の駅伝ランナーのためにデザインされたナイキの「EKIDEN PACK」コレクションが登場!

2025.11.12

現代の駅伝ランナーのためにデザインされたナイキの「EKIDEN PACK」コレクションが登場!

ナイキは11月12日、2025-2026年の駅伝シーズンに向け、⽇本のランナーからインスピレーションを受けてデザインされた「EKIDEN PACK」コレクションを発売することを発表した。 駅伝シーズンを象徴する存在として […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top